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Vol.58 美術館を楽しみたい!【熊大生のイマドキヒマドキ?】

少し前のものもありますが、お気に入りのパンフレットたちです

熊本の旬な情報を発信しているKumarismのメンバーが、大学生ならではの偏った目線でモノコトを熱く語ります!
Hinako

絵を描くのも見るのも大好な文学部2年生。最近お絵描き好きの友達ができてうれしいです。


ここ1年ほど、大学の授業がきっかけでよく美術館に行っています。
最初は授業の一環という気持ちが大きかったのですが、少しずつ私なりの楽しみ方が見つけられるようになりました。

美術館に行くようになってすぐ始めたのが、その日見た中で一番のお気に入りを決めることです。
友人と美術館に行った時に好きだった作品を伝え合ったのが楽しく、それから自分にとっての1番を決めるようになりました。

お気に入りを決めるために、何度も展示作品を見返したり作品同士を見比べたりするため、ひとつひとつの作品をより丁寧に見られるようになった気がします。

また、美術館のパンフレットや企画展のポスターは、ファイリングして取っておくようにしました。
撮影禁止の美術館も多いので、作品の写真が載ったパンフレットは重宝しています。
美術館が作っているものということもあり、どれもデザインが本当にすてきです。
中でも好きな作家さんの個展のパンフレットは、絶対に捨てられない宝物です。

少し前のものもありますが、お気に入りのパンフレットたちです
美術館で記録した色の一部。 見ているだけでなんだか楽しいです

ここ最近では、気に入った作品に主に使われていた色をスマホのお絵描きアプリに記録しています。

意外性のある色が使われていることに気づくことができて面白いです。
例えば、多くの絵で人の肌を表現するために青や灰色が多く使われていました。
温かみを感じられる肌に寒色が使われていたことが驚きでした。

私は絵を描くことも好きなので、いつか絵を描くときにこの色の記録を参考にしてみたいと思っています。

ここ1年間で行った美術展で1番印象に残っているのは、絵画コンテストの入賞作品の展示会です。

人物や景色の絵から抽象画まで、さまざまなテイストの作品が並んでいる様子は、テーマや作者が決まっているときとはまた違った迫力がありました。
友人と私で、それぞれ引きつけられる作品が違っていたのも面白かったです。
私は人物が描かれた油絵が特に気になりました。
自分の好みのジャンルを見つけられるので、コンテストの作品の展示会は、意外と美術館巡りを始めようと思っている人にもピッタリなのかもしれません。

まだまだ美術館初心者ですが、作品を受動的に眺めるだけでなく、好きなポイントや新しい発見を見つけようとすることで美術館がより面白くなるのではないかと感じています。
これからも、自分のペースで美術館を訪れて、楽しみ方を増やしていきたいです。
まずは、これから始まる春休み、どんな美術館や美術展に行こうかとわくわくしています!

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

少し前のものもありますが、お気に入りのパンフレットたちです

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この記事を書いた人

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