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古巣相手に躍動する選手たち サポーターも気持ち高ぶる【ロアッソ熊本通信】

昨年夏にFC東京から移籍してきた平川選手。FC東京サポーターに成長した姿を見せたいと意気込んでいます

かけろ赤馬

リーグ戦ではなかなか勝ち点を積み上げられないロアッソ熊本ですが、同時進行中の天皇杯では11年ぶりに3回戦突破。新たな歴史を築くべくFC東京との4回戦に挑みます。

12日に行われた天皇杯全日本サッカー選手権大会の3回戦。ロアッソ熊本は延長戦の末にJ1のサガン鳥栖を下して11年ぶりのベスト16進出を決めました。リーグ戦後半にも弾みがつくでしょう。

鳥栖は黒木晃平選手と阿部海斗選手にとって「古巣」(阿部選手は、ユースまで所属した「育ったクラブ」です)。試合後、鳥栖サポーターが陣取るホーム側ゴール裏へ2人があいさつに行く様子が見られました。

同様に鳥栖には堀米勇輝選手、河原創選手、内山圭選手と、過去に熊本でプレーした選手が複数在籍。試合後、熊本ゴール裏に姿を見せ、拍手を浴びていました。

選手の移籍が珍しくないサッカーの世界では、こうした「古巣」との対戦はよくあること。選手本人が特別な思いを抱くのはもちろんですが、サポーターとしても、より頼もしくなってプレーする姿を見るのはうれしいものです。

来週の天皇杯4回戦・FC東京戦はキャプテン平川怜選手、FW松岡瑠夢選手、DF岡崎慎選手にとっての「古巣戦」。熊本での成長ぶりを見せつつ、初のベスト8進出、そしてリーグ戦での浮上につなげてもらいたいものです。(T)

Information

第28節 7月29日(土) 19:00 vs 長崎(トランスコスモススタジアム長崎)

天皇杯4回戦 8月2日(水) 19:00 vs FC東京(えがお健康スタジアム)

第29節 8月6日(日) 19:00 vs 水戸(えがお健康スタジアム)

第30節 8月12日(土) 19:00 vs 金沢(石川西部)

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。