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積み重ねが生んだ 移籍後の初ゴール【ロアッソ熊本通信】

チームの全体練習後、藤本主税ヘッドコーチ(左)とシュート練習を重ねる唐山翔自選手
チームの全体練習後、藤本主税ヘッドコーチ(左)とシュート練習を重ねる唐山翔自選手

リーグ戦はいよいよ終盤。目標に掲げた昇格には遠く、苦しいシーズンを送っているロアッソ熊本ですが、少しでも上の順位を目指す戦いは最後まで目が離せません。

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かけろ赤馬

アウェー・白波スタジアムで臨んだ鹿児島ユナイテッドFC戦は、今年最後の九州ダービー。J2残留を懸けた重要な一戦ということもあり、熊本からも2千人近いサポーターが駆け付けてスタンドの一角を赤く染め、選手らを後押ししました。そのかいあって2─0の快勝を収めました。

勝利を決定づける2点目を挙げたのが、ガンバ大阪からこの夏、育成型期限付き移籍で加わったFW唐山翔自選手です。合流直後に先発の座をつかみ存在感を発揮。シュートチャンスを多くつくっていた彼にとって、7試合目にして生まれた熊本での初得点でした。 「うれしさと、ようやく点が取れ安心した気持ちの両方がある」と唐山選手。「まだまだ点を取りたい思いも出てきた」と、残り試合でもゴールが期待されます。

得点したのは彼自身の能力の高さももちろんですが、毎日の全体練習後、藤本主税ヘッドコーチや藤井皓也選手らと地道に取り組んできた自主練習による成果でもありました。

リーグ戦は残すところ6試合。昇格プレーオフ進出は厳しい状況ですが、「ひとつでも上」を目指し、選手たちは小さな積み重ねを続けています。(T)

Information

  • 第33節 9月29日(日) 18:00 vs 群馬(正田醤油スタジアム群馬)
  • 第34節 10月6日(日) 14:00 vs 徳島(えがお健康スタジアム)
  • 第35節 10月20日(日) 15:00 vs 山口(えがお健康スタジアム)
  • 第36節 10月27日(日) 14:00 vs 山形(NDソフトスタジアム山形)

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

チームの全体練習後、藤本主税ヘッドコーチ(左)とシュート練習を重ねる唐山翔自選手

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この記事を書いた人

ロアッソ熊本の取材を始めて20年目になりました。じいさんになっても書き続けるのが目標。西島秀俊とは誕生日が3日違いの同い年。

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