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“選曲魂”に火を付けた 19年前の切ない歌声【円盤で時間旅行126回 嶋田宣明】

イラスト・松田アツコ
イラスト・松田アツコ

番組でさまざまな曲をかけていると、「どこで音楽を探してくるのですか?」とよく聞かれます。昔はレコード店やCDショップ(めっきり少なくなりました)に積極的に出かけ、試聴盤などを片っ端からチェックしていました。しかし、最近では今の若者に見習い、サブスクやYouTubeなどで聴くことが多くなっています。もちろんテレビやラジオから流れてくる音楽も重要な情報源です。

でも、私の耳が一番反応するのは、仲間たちと続けているDJイベントでプレイされる曲だったりします。とんでもないレア盤や珍盤をかけまくる盟友たちの選曲は、私の何よりの情報源。それらがエネルギーになって、また私の”選曲魂”に火を付けるのです。

今から19年前、あるDJイベントでゲストが選曲していた曲に興味を引かれました。魂が震えるような歌声の中に、どこか切なさが耳に残る、そんな曲です。

つい最近、インスタグラムでご本人を見つけて早速フォロー。いろいろ見ていたらアナログ盤をリリースするなど、活躍されていることを知ってうれしくなりました。レコード欲しさに本人に直接メッセージしたところ、「送ります」とのこと。SNS時代のありがたさに感謝です。今回紹介する曲は19年前に出合ったRAMJA(ラムジャ)の「月と遊泳」。この歌声が皆さんの心を震わせることを願って…。

※今回紹介したレコードは11月21日(火)放送のFM791「昭和名曲堂コモエスタ辛島町」(16時~18時55分)で放送する予定です。

しまだ・のぶあき/1951年生まれ、熊本市出身。東京のデザイン会社でコピーライターとして社会人デビュー。帰熊後、広告代理店でコピーライター&プランナーとして活躍。現在はFM791「昭和名曲堂コモエスタ辛島町」(火曜・16時~18時55分)、同「ミッドナイトコモエスタ」(水曜・0時~1時=全国コミュニティFM番組)、RKKラジオ「昭和歌謡大作戦」(月曜・21時~21時55分)の選曲家、パーソナリティーを務め、幅広い年齢層に昭和の曲を届けている。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

イラスト・松田アツコ

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この記事を書いた人

しまだ・のぶあき/1951年生まれ、熊本市出身。FM791「昭和名曲堂コモエスタ辛島町」(火曜・16時~)、同「ミッドナイトコモエスタ」(水曜・0時~)、RKKラジオ「昭和歌謡大作戦」(月曜・21時~)の選曲家、パーソナリティ。

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