見え方が変わる!高身長を”生かす”コーデのバランスとは?【ファッションライター・くみのおしゃれコラム】

高身長さんのファッションでは、スッキリと見える「Iラインシルエット」をつくることが大事です。
しかし、洋服のとある部分を気にするかどうかで、背の高さが悪い意味で目立ってしまうので注意が必要です。
40代女性、身長が高く服選びに悩む…


Tさん(40代)は身長が172cm。
レディース服では袖や丈が足りないことが多く、洋服はメンズブランドで買うことがほとんどだそう。
実際に身長が165cm以上ある高身長さんは服選びに悩むことが多いと聞きます。
袖や裾などの丈が短い「つんつるてん」の状態はコーデのバランスが崩れて見えますし、サイズを上げると今度はダボッとしてだらしない印象になってしまうのです。
高身長を”生かす”のはどっち? 2種類のジャケットで比較
Tさんに、2種類のジャケットを着てもらいました。高身長を”生かす”のか、それとも悪目立ちさせてしまうのか、それは上半身の「身幅」によって決まります。




左側の写真ではウエストに絞りの入ったスリムなジャケットを、右側の写真では箱形のようなボックスシルエットのジャケットを着ると一目瞭然。


左側<before>の写真はスラッとしてスタイリッシュに見えますが、Tさんにとっては身長の高さを際立たせてしまっているのです。
スリムなジャケットを着ることで実際の身長よりも高く見せてしまうのは避けたいTさん。


高身長を強調するのではなく、身長を生かしたバランスの良いシルエットだとTさんが感じるのは、こちらの写真でした。
高身長はそれほど気にならなくなり、こなれ感があっておしゃれな雰囲気も感じます♪
まとめ:Iラインシルエットは身幅にも注目!
こんな風に、同じIラインシルエットでも、細くて縦長の長方形なのか、横幅を感じる長方形なのかで見え方が異なります。
洋服選びの際にぜひ「身幅」に注目してみてください。
高身長をコンプレックスにせず、身長を生かしたおしゃれを楽しみましょう!







