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9月は防災月間。地震への備えを!危険な収納を見直そう

芹川 由久子

“収納を楽しむこと”をコンセプトに整理収納を学ぶ「片付け相談室」を主宰。

instagram @yukko_okatazuke

目次

あなたの家は安全ですか?

最近、地震が頻繁に発生していますね。

あなたの家の収納は安全ですか?

片付けの現場に行くと、高い場所に物を置いている方が多く見ていて不安になります。

いつ、地震がきても大丈夫なように普段から安全な収納を心掛けましょう。

具体的なポイントを3つ紹介します。

1.高い場所に重い物を置かない

まず、重要なのは高い場所に重い物を置かないこと。

わが家のキッチン。冷蔵庫の上や食器棚の上の段などには重たい物を置かないようにしています

わが家のキッチンの食器棚は、震度4以上だと扉にロックがかかるようになっています。

それでも万が一のことを考え、上の段には大きくて重たい皿などは置かないよう徹底しています。

また、食器棚の上のすきまには、発泡スチロールのブロックをかませて、倒れにくくしています。

2.人が歩く動線上に物は置かない

廊下など、人が歩く動線上に物は置かないようにしましょう。

ストックの水などをダンボールのまま、廊下に置いている方が多いですが、停電時の暗闇の中だとつまづきの原因になり危険です。

人が歩く妨げになりそうな物は何も置かないのが鉄則です。

3.押し入れなどへの物の詰め込み過ぎに注意

押し入れなどへの物の詰め込み過ぎも注意。不安定な収納は雪崩を起こしやすいです。

詰め込み収納は、地震発生時だけでなく、取り出すときにも雪崩が置きやすく、危険です。

物を隠そうと、詰め込みすぎて斜めにしたり、押しこむ形で物をしまうことはせず、秩序を守る収納を心掛けてみてください。

また、これからの生活で大事なのは、本当に必要な物を見直し、しっかり厳選すること。

防災備蓄やストック品も、たくさんあっても把握できていないと意味がありません。

食品類は消費期限が切れている可能性も。

これからの生活で大事なのは、本当に必要な物を見直し、物を選び抜いて、無理なく安全に収納することです。

まとめ:快適で安全な収納を目指そう

9月は防災月間です。これを機に、物の取捨選択をして、置き方や置き場所を見直し、快適で安全な収納を目指してみませんか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

「収納を楽しむ」をコンセプトに片付けアドバイザーとして活動。ワークショップやカウンセリング、片付けセミナーも請け負う。

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