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散策しながら芸術を楽しむ! 壁にあるアート

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すぱいすフォーカス

日常の景色の中になじんでいたり、建物の一部となっていたりして、豊かな空間をつくり出してくれる壁画や壁のレリーフ。普段何げなく目にしていても「実は価値ある作品だった」というスポットもあるものです。日常の景色の中に点在する壁アートを見つけてきました。

熊本学園大学 14号館外壁

解体寸前の大壁画を、大学学舎に移設

熊本学園大学の道路沿いに建つ「14号館」(60周年記念会館)の外壁に、巨大モザイク壁画を望むことができます。これは、洋画家・故海老原喜之助氏が制作した「蝶」。かつて新市街の東宝会館にあったものですが、アーケード設置によって隠れてしまい、建物自体も2007年解体されることに。その際、ちょうど建築中だった14号館に壁画が移築されました。都市開発によって一度は隠れ、廃棄寸前までいった芸術作品が、今も色鮮やかにキャンパスを彩っています。

モザイクタイルで描かれた縦13.6×横10.1mの巨大壁画は、道路や歩道橋からも見ることができます
モザイクタイルで描かれた縦13.6×横10.1mの巨大壁画は、道路や歩道橋からも見ることができます

熊本学園大学

住所熊本市中央区大江2‐5‐1
TEL096-364-5161(代表)

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この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

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