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結成3周年! 勢いを増す! 096k(オクロック)熊本歌劇団 大解剖

熊本のエンターテインメント界に欠かせない存在となりつつある同劇団の魅力と日常

2020年9月に結成された「096k熊本歌劇団」は、熊本を拠点に活動する女性だけの劇団です。公演を重ねて着実にファンを増やし、7月にはフランス公演でも大成功を収めました。熊本のエンターテインメント界に欠かせない存在となりつつある同劇団の魅力と日常に迫ります!

2020年 9月 旗揚げ
2021年 7月 熊本城ミュージアムわくわく座で定期公演スタート
舞台「前田慶次 かぶき旅 〜肥後の虎・加藤清正〜編」公開
12月 公式LINEスタート
2022年 2月 RKKラジオ「096k BAR」スタート
7月 舞台「前田慶次 かぶき旅 〜鬼島津の女剣士・夕月〜編」
(旧タイトル「前田慶次 かぶき旅 〜薩摩の鬼・島津〜編」)公開
12月 ワークショップ「096kクラブ」スタート
2023年 7月 「JAPAN EXPO 2023」出演(フランス開催)

目次

唯一無二の魅力から劇団員の日常まで大公開!

「096k熊本歌劇団」とは何なのか。知られざる拠点の内部や最新ニュース、劇団員の素顔を紹介します。

「096k熊本歌劇団」は、マンガ出版社コアミックス(東京)が創設した女性歌劇団です。「“マンガを原作にしたライブ”をつくりたい!」との思いが原点で、主に同社の青年マンガを原作にした作品を、熊本城ミュージアムわくわく座などで上演してきました。

劇団員は現在、10〜30代の23人。阿蘇郡高森町で暮らしながら、同町に創設された「アーティストビレッジ阿蘇096区」で日々レッスンに励んでいます。劇団員は、活動を応援してくれる高森町のPRにも力を注ぎながら、夢に向かって走り続けています。


096k熊本歌劇団のいろは

(1)劇団名の由来

熊本の市外局番「096」に歌劇団の「k」で「オクロック」と呼びます。自分の可能性を信じて踏み出す若者たちが、この劇団で夢の時(オクロック)を刻むことを願って名付けられました。


(2)公演の見どころ

劇団員が武将などに扮し、殺陣アクションや歌、ダンスを盛り込んだ時代劇を披露。華やかで迫力があり、目が離せません!


(3)活動拠点

阿蘇郡高森町の「アーティストビレッジ阿蘇096区」が活動拠点。施設内には稽古場をはじめ、収録スタジオ、シアター、ライブラリー、食堂などもあり、レッスンや制作活動に集中できる環境になっています。なお、阿蘇096区ではマンガ家や編集者といったマンガクリエーターも育成しています。

ライブラリー
稽古場
阿蘇096区外観
シアター
撮影スタジオ
食堂

(4)社長の思い

096k熊本歌劇団にかける思いを、運営する熊本コアミックスの持田修一社長に聞きました。

持田 修一さん

「マンガと若者の可能性を広げる」

「戦国武将の前田慶次や加藤清正が登場する当社制作のマンガ『前田慶次 かぶき旅』が、おかげさまでヒットしました。このマンガを舞台化して、加藤清正がどのような思いで熊本城を造ったのかを前田慶次の目を通して描き、熊本に来た観光客に見てもらえば、より熊本城や熊本の魅力を伝えられる。そう確信し、マンガの新しい可能性を広げようと立ち上げたのが『096k熊本歌劇団』です」

「当社は収益を若い人たちのチャンスの創出のために活用することを企業理念としています。一流の講師陣と芸事に集中できる生活環境を用意し、熊本に根差しながら世界にも羽ばたいていける人材の育成を目指しています」


(5)劇団員の1日

片山紗雪さんの場合

7時30分 起床、身支度
9時 午前の稽古
13時30分 昼食・休憩
14時30分 午後の稽古
17時40分 自由時間・夕食
19時 自主練習
22時 帰宅・家事
24時 就寝


[Topic]新たなアミューズメントスポット誕生へ!

コアミックスが手掛けるマンガの魅力を発信するアミューズメントスポット「096k座」が、熊本市中央区手取本町の大劇会館7階にオープン予定です。マンガをモチーフとしたアートギャラリーや原画展、グッズの販売コーナーなどが展開され、096k熊本歌劇団の出演も予定されています。7月のフランス・ジャパンエキスポに初出演して大喝采を浴びた096kの、パワーアップしたさまざまなパフォーマンスが見られることを楽しみにしたいですね。

「096k座」がオープン予定の大劇会館
7月のフランス公演で、観客と写真に納まる劇団員たち

劇団員の素顔

舞台「前田慶次 かぶき旅〜肥後の虎・加藤清正〜編」などで主人公・前田慶次役を演じる菅井 育美さんとTETOさん、加藤清正役の片山紗雪さんの3人にインタビューしました!


096k熊本歌劇団の休日

今夏に入団した劇団員4人(左から、白石楓佳さん、一之瀬緋彗さん、桃沢まちさん、永原ももさん)の休日の過ごし方をのぞいてみました。


月廻り公園でリフレッシュ

阿蘇096区近くの「月廻り公園」でキャッチボールをしたり、動物広場のヤギと触れ合ったり。大自然の中で思い切り遊んでリフレッシュ!


お気に入りのカフェでひと息

ひと汗かいた後は、自家焙煎コーヒーと軽食、スイーツを味わえる「黒柴コーヒー」へ。お茶とおしゃべりを楽しみました。舞台でのキリッとした表情と打って変わって、休日は今どきの普通の女の子♪


〜ファンの声〜

096kの好きなところを公演会場で聞きました。

菊陽町在住の姉妹

姉(左)「何度見ても楽しい。全部のシーンが好きだけど、特に戦うシーンが好きです」
妹(右)「戦うところがカッコいい! 私も将来、096kに入りたい!!」

永田さん親子と友人
(左から順に)

父「すぱいすの八千代座公演チケットプレゼントに当選し、見に行きました。とてもステキな舞台で、すっかりハマりました」
母「カッコいいところが好きです。娘を誘って見に行ったら、娘も大ファンになりました」
娘「ロアッソ熊本のイベントに出演されていた時はかわいくて、舞台ではカッコよくて、そのギャップがたまりません」
友人「興味があったので先輩と一緒に来ました。これから観劇なので、とても楽しみです!」

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

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