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6千万円の住宅ローンを返済開始 今後の資産形成についてアドバイスを【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

まねき猫さんの家族/熊本市在住

Q.6千万円の住宅ローンを返済開始 今後の資産形成についてアドバイスを

家を新築し、住宅ローン6千万円を借り入れました。当初の希望から予算規模が膨らんでしまい、家計を見直しているところです。

子どもたちが今後成長していくにつれて、生活費や教育費が増えていくと思います。大学進学までを見据えつつ、たまの家族旅行なども楽しみながら資産形成を進めていくには、どうすればよいでしょうか。

金融資産は今のところ預金を中心にしていますが、これから徐々に株式や投資信託にシフトしていきたいと考えています。

A.金融商品の選択は目的別に整理を いずれも積み立て投資が基本

マイホーム取得おめでとうございます。昨今の不動産価格の上昇には目を見張るものがありますね。住宅ローンは、この先の金利上昇も見据えつつ返済を進めていく必要があると思います。

現状の収支について、月々のマイナス幅が8万円とやや大きめ。これをボーナスで補う流れですね。しかし近々、その流れも変わりそうです。児童手当の所得制限が撤廃され、10月分からは月額6万円プラスの8万円に。支給月も年3回から隔月となり、収支管理もやりやすくなるのではないでしょうか。

また、住宅ローン減税が受けられる間は、実質的な手取り額もアップします。固定資産税もそこから十分に捻出できますね。流れが落ち着くと、月々の積立額を含め年間200万円ほどの黒字になると試算できます。お子さん方の「食べ盛り、伸び盛り期」を控え、貯め時を逃さず資産形成を進めていきましょう。

金融商品の選択については、目的別に整理してみてください。老後資金は確定拠出年金を中心にハイリターンを狙ってよいかと思います。大学進学資金も10~18年の時間があり、ある程度のリスクを取れそうです。いずれも積み立て投資が基本ですね。車の購入費や旅行費、緊急予備資金は預金に残しつつ、住宅ローンの金利変動対策もコツコツ進めていきたいですね。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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