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子ども4人のために貯蓄をしたい 学資保険や投資についてアドバイスを【家計簿チェック】

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Q.子ども4人のために貯蓄をしたい 学資保険や投資についてアドバイスを

yu‐papaさんの家族/熊本市在住

4人の子育て中です。育児休業から今年3月に復帰し、同時に妻もパートを始めました。

2年前に住宅と新車を同時に購入。頭金やその他の出費で800万円ほど消費しました。現状、住宅ローンや自動車ローン・奨学金など毎月の返済が多い状況ですが、今年中に四つの支払いを終わらせるめどが立ちました。

学資保険の加入やNISAなどの投資も行っておらず、今後は子どもたちの将来のため、貯蓄をしてあげたいと考えています。やりくりのアドバイスをお願いします。

A.株式・投資信託で教育費の準備を 運用はNISA口座を利用して

まずは、現在の家計収支から将来のキャッシュフローを考えてみます。すると、それぞれのお子さまが大学に進学した場合、貯蓄が不足すると予想されます。ちなみに、今年度から「多子世帯等に対する大学等無償化」が始まります。進路にもよりますが、第1子と第2子の大学費用はほとんどかからず、第3子、第4子も一部無償化されると思います。しかし、それでもなお、yu-papaさんが46歳になる頃には貯蓄が尽きるでしょう。その後、59歳時点で貯蓄は黒字に転じます。

そこで、お子さまの教育費をどのように準備するかが、ライフプランづくりの鍵になります。具体的には50歳時点での貯蓄が約1100万円のマイナスになると予想されます。それに対する準備期間は、年間収支が赤字になる、第1子が高校に入学する時点(10年後)までと考えます。

その場合、毎月5万円の積み立てを、利回り5%で運用できれば準備が間に合うと思います。そう考えると、利回り1%前後の学資保険では間に合わないので、株式や投資信託を使ってNISA口座で準備することになるでしょう。年齢的に運用リスクを取れると思います。仮に運用がうまくいかないようなら、10年後に奨学金を利用したり、奥さまの収入を増やしたりすることで対応するというのはいかがでしょうか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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