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将来に向けて貯蓄できるか不安 子どもがもう1人増えても大丈夫?【家計簿チェック】

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Q.将来に向けて貯蓄できるか不安 子どもがもう1人増えても大丈夫?

いも天さんの家族/合志市在住

子ども2人を育てながら、将来の資金を貯蓄していけるか不安です。教育費や老後資金のためにと、積極的に投資に取り組んでおり、NISAやiDeCoも運用しています。自宅を昨年購入し、35年の住宅ローンを組みました。金利は0.6%で変動タイプです。

3人目の子どもを欲しいと思っていますが、家計的に厳しくなるなら考え直すべきかと悩んでいます。将来、金銭的に大丈夫なのか。もう1人子どもが増えても大丈夫なのか。アドバイスをお願いします。

A.積立額を下げ、現金預金確保して 子どもが増えても特に問題なし

現状、毎月の収支は運用による積み立て分を合わせるとマイナスになっています。生命保険料が若干高いような気がしますが、他に無駄な支出と思われる部分はないようです。しかし、運用をしない場合、第2子が大学4年になる2046年ごろに貯蓄が尽きてしまうかもしれません。

仮に、投資商品(NISAやiDeCoを含む)の平均利回り3%を運用したとすると、2046年時点で約950万円程度の貯蓄ができるでしょう。しかし、その際の貯蓄の内訳を見ると、投資商品はプラスですが、現金預金はマイナスになります。具体的には、第2子が小学生になる頃から、現金預金はマイナスになると思われます。その理由は、車の買い替えやレジャー費が増加すると予想されるからです。

そこで、半年分の生活費として現金預金を確保しておきたいところです。5年後から10年間ぐらいは、NISAの積立額を月3.5万円に下げてはどうでしょうか。そうすれば、現金預金がマイナスになることはないと思います。ただし、2046年時点の貯蓄は780万円程度になります。

ちなみに、2年後に3人目のお子さんを授かったとしても、第3子が大学4年の時点で860万円程度の貯蓄ができる計算です。こちらは問題ないでしょう。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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