たどり着くまでもワクワクが止まらない! ”街の秘密基地” 創作洋食店『if(イフ)』に潜入取材【し~ずのいいね!】
「し~ずのいいね!」では、すぱいすライター「すぱいし~ず」が、気になるショップやグッズなどを紹介しています。
※撮影時のみマスクを外しています
こんにちは。
何事も「見ないで」と言われると見たくなるし、隠されると気になってしまう、すぱいし~ずの円です。
熊本市内にある『if(イフ)』は、“街の秘密基地”がコンセプトの創作洋食店。
住所非公開にも関わらず、数カ月先まで予約がいっぱいです。
一体どこにあるのか明かされておらず予約時に住所を教えてもらえるという、
まさに隠れ家!
これはとっても気になります。
ただ、事前情報によると好評につき連日大忙しなのだとか。
断られるのを覚悟で取材をお願いしたところ・・・特別に許可をいただきました!
逸品ぞろいの創作洋食を味わえる 早くも話題の隠れ家
4月にオープンして以来、口コミでどんどん注目を集め、早くも話題の創作洋食店。
銀座の創作料理を味わえる有名店で修業をしたシェフ・長谷川壱星さんが営んでいます。
熊本市内のとある通りの1階にあるのですが、通り沿いに看板はなく、
住所を教えてもらっていても通り過ぎてしまうほどひっそりとした場所にありました。
白を基調としたシンプルで落ち着いた雰囲気の店内。
カウンター席とテーブル席があり、オープンキッチンになっています。
最大10席、6~8人で貸し切りもOK(要相談)。
食事はランチ12時~、ディナー19時~いずれも8400円のコースのみです。
ドリンクメニューは料理に合うワインを中心に、シェフこだわりのアイテムがそろいます。
もちろん、アルコールのドリンクはランチでもいただけますが、
今回は本格的な味わいのノンアルコールワイン(白)「ピエール・ゼロ」(960円)にしました。
「ノンアルコールでもお酒を飲んだ雰囲気を楽しんでほしい」とサービススタッフ・浦川さん。
お客さんの好みや料理に合わせておすすめのドリンクを教えてくれますよ。
カウンター席でランチコースをいただきました
お品書きには日付が入っていて特別感がありますね。
お店の雰囲気や料理の香りに加え、目の前でシェフの箸使いや盛り付けといった
繊細な動きを見られるので、より一層料理への期待感が高まります。
全7品を堪能
自家製麺と県産バジルを使った前菜
益城町にある富喜製麺所と共同で作った麺はもちもちの食感!
気温や湿度が異なればゆで時間にも影響するそうで、料理にベストなタイミングでゆで上げられています。
貝のだしが効いた爽やかな逸品でした。
県産ナスの冷製スープ
焼きナスをペーストにして生クリームや牛乳をブレンド。
優しい味わいに、かけられた4種のブラックペッパーがアクセントになっていました。
天草産ハモの魚料理
湯引きしたハモにハマグリと昆布だしがとろりと絡みます。
上にちりばめられた穂シソとサンショウの葉が華やかで
ガラスの器と合わさって、味も見た目も涼しげでした。
北海道産ハッカクの一夜干し
ハッカクという魚は初めていただきました。
一夜干しでうま味がギュッと凝縮。
脂がのったぷるぷるの身は、下に敷いてある春菊のほろ苦いソースとぴったり!
夏鹿のステーキ
山都町で捕れた鹿肉は低温でじっくりと調理されています。
鹿肉の中でも、夏鹿はあっさりとした肉質なのだそうですが、柔らかくてジューシー!
熊本県民の好みに合わせて作られた、甘めの自家製ソースが相性抜群でした。
県産アスパラと赤ウニのリゾット
ご飯の上にたっぷりとのせられた赤ウニが、チーズを使っていないとは思えないほどクリーミー。
仕上げにかけられた白トリュフオイルの香りがウニの甘みと共に広がります。
ご飯にはマテ貝から取っただしを使用。
マテ貝はだしを取るイメージがなかったので驚きでした。
手作りのバスクチーズケーキ
シェフが修業時代にレシピを完成させたチーズケーキ。
中にとろっとろのチーズが入っていて、上にかけられたフランス産の海塩がマッチして上品な甘さに。
女性に大人気で、お土産用のホールケーキ(3300円)の販売もされています(食事した人限定)。
また、デザートと一緒に紅茶かコーヒーを選べます。
コーヒーは珍しいティーバッグ型で、食後の口直しにぴったりの
さっぱりとした私好みの味♡
「お客さんを待たせることなくおいしいコーヒーを提供したい」との思いで、シェフ自ら
試行錯誤の上作ったオリジナルのコーヒーです。
購入も可(220円)。
シェフ 長谷川壱星さん
あまり家庭の食卓に並ばない食材を使ったり、
その食材からだしを取ったり、寝かせて熟成させてみたり・・・。
家庭ではなかなか食べられない料理で、非日常を味わってっもらいたい。
来てくれたお客さまに、その日一番おいしい食材を使って丁寧にもてなすことで
喜んでいただけたらうれしいです。
コースの内容は当日に考えることもあるそう。
今日しか食べられない料理もあったと思うと、また訪れたくなりました♪
※予約・問い合わせはインスタグラムのDMもしくは電話から
さらにここだけの話・・・
金・土曜の23時~3時は夜カフェに変身!
予約なしでもOKです。
シェフこだわりのコーヒーやスイーツを堪能しながら、
落ち着いたぜいたくなひとときを過ごしませんか。
今後、一組一組にもっと非日常を味わってもらえるような展開を考えているそう。
話を聞いた私の印象は、「毎日が招待イベント」。
もしかしたら数カ月後には・・・!?
これからの進化も楽しみです♡
if
住所 | 非公開(予約時に教えてもらえます) |
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TEL | 090-8289-3581 |
営業時間 | ランチ12時~、ディナー19時~ |
休業日 | 不定 |
@if.kumamoto/?hl=da |