「し~ずのいいね!」では、すぱいすライター「すぱいし~ず」が、気になるショップやグッズなどを紹介しています。
こんにちは! 飛行機は窓側の席派・すぱいし~ずの莉です。
今回はなんと! 3/23(木)にリニューアルオープンする『阿蘇くまもと空港』新旅客ターミナルビルの内覧会に行ってきました!!
「熊本地震からの創造的復興のシンボル」ということで、2021年から力を入れて工事が進められてきたそう。
「使いやすくなる」「飲食店などがたくさん増える」との噂ですが…。以前と比べてどのように変わっているのでしょうか?
国内線と国際線が色分けされ分かりやすく! 地方空港で随一の「ファストトラベル設備」も
早速中へ…と思いきや、入り口からすでに雰囲気が変わっています。
熊本城をイメージして全体のデザインは黒が基調。シックな印象ですが、木材が使われていてぬくもりも感じます。
この天井の木、実は東京オリンピックのレガシー材なんです!
よく見てみると、オリンピックのマークが付いていますよ。
早速GO! 出発口も以前の空港とは違う雰囲気ですね
オリンピックの選手村で使われていた木材を再使用しています
オリンピックのマークを発見!
中に入ると、航空会社のカウンターがずらりと並んでいます。
案内板は国内線は黒、国際線は白と色分けがしてあり、一目で見分けが付くようになっていました。
これなら迷うこともないですね!
広々としていて、たくさん荷物を持っていても歩きやすそう。
国際線は白色に
国内線は黒色で、一目で違いが分かります
さらに注目すべきは手荷物エリア!
何が違うのかというと…。
なんと、地方空港で随一の「ファストトラベル設備」が新たに導入されています!
荷物の預け入れがセルフでできるので、手続きがスムーズになりますね。
モニターにはかわいいくまモンが♡
飛行機に乗ったくまモンを見っけ!
出発まで買い物やグルメを楽しめる搭乗待ち合いエリア
エスカレーターで3階に上がると、小国杉をふんだんに使ったデザイン性の高い天井が目に入ります。
搭乗手続き前に使える有料のワークスペース(会議室)もありますよ。
小国杉を使った天井が圧巻!
国内線の保安検査場の先は、搭乗待ち合いエリアに続いているのですが…
このエリアが最大のポイント!
搭乗手続きを済ませた後、飛行機に乗る直前までショッピングやグルメが楽しめますよ。
(見送りの人は入れないのが残念ですが…)
飲食店やお土産屋さんなど、待ち合いエリアだけで25店舗もあります!
1階にある4店舗と国際線の免税店と合わせると、計30店舗になっています。
「あか牛食堂よかよか」や「鮨 福伸」のほか、本格的な洋酒などを味わえる「お酒の美術館」といったさまざまなお店が入りますよ。
オープンするのが楽しみですね~♪
広々とした待ち合いエリア
工事中なのでまだテナントは入っていませんが、たくさんのお店ができると思うとわくわくしますね!
ラウンジや機能的なトイレも
さらに、待ち合いエリアには有料のラウンジも。
個室型ワークブースもできる予定です。
また、トイレにもこだわっており、外の壁は水の波紋をイメージした爽やかなデザインに。
中は清潔感あふれる雰囲気。誰でも使いやすいユニバーサルデザインのトイレで、機能面も優れています。
熊本城をイメージした、モダンな空間のラウンジになるそう
1階のトイレと同じく、波紋がデザインされた壁
個室が広く、フィッティングボードもありますよ
小さいお子さんがいる方にも配慮した、おむつ替えや授乳ができるスペースも!
おむつ替えのスペース
奥に授乳室も
阿蘇をイメージした国際線エリア
国際線の免税エリアは、阿蘇の要素がちりばめられたデザインになっていました!
「火」をイメージして赤く光るライン照明を配置したり、「水」をイメージしてキラキラとしたガラスラインを配置したりなど、細やかな演出が。
面積は従来の10倍以上!
ブランドも充実するそうですよ。
阿蘇をイメージしたデザインがちりばめられています
保安エリア外から自由に行き来できる展望デッキ
花道形の展望デッキからは、飛行機の滑走路が見えます。
見送りに来た人も、飛行機が飛び立つのをここから見届けることができますね。
飛行機を間近で見ることができるので、乗り物好きの方にもおすすめ!
滑走路側へせり出した展望デッキ
奥まで続いています!
飛行機も間近で見ることができましたよ
展望デッキへは、1階や3階の保安エリア外から、自由にエレベーターで行き来できます。
途中の通路からは搭乗待ち合いエリアも一望でき、ここでも見送りができますよ。
通路から眺めた搭乗待ち合いエリア
「熊本」が感じられる到着ロビー
到着ロビーには、「肥後漆喰阿蘇五岳の壁面アート」や「八代畳のファニチャー」などがあり、利用者が最初に「熊本」を感じられる仕組みが施されています。
設備も充実しており、喫煙室や救護室、有料の待合室もありました。
礼拝室も完備され、どんな人でも利用しやすい空港になっています。
到着ロビーもがらっと変わっています
「肥後漆喰阿蘇五岳の壁面アート」
喫煙室や礼拝室など設備も充実
礼拝室には、手や口などを洗える洗面所と小部屋が
安全・安心で使いやすい空港に
大地震にも耐える強靭な耐震構造や、非常用発電機、感染症対策の空調機内フィルターの導入といった安心して使える工夫も。
「利用する方にとって居心地の良い、使いやすい空港にできるよう、今後も取り組んでいきます」と新原昇平社長。
今後は飛行機を利用しない方も入れるショッピングエリアや地域にひらかれた広場が順次オープンするそうです。
新しい空港が楽しみですね!
空港の安全性や思いについて語る新原昇平社長
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