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【青木由香の台湾吃吃メモ02】温かいスープがおいしい季節に

おいしい排骨湯の店「灶頂原汁排骨湯高麗菜飯」

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温かいスープがおいしい季節に

台湾もやっと熱いものを食べても汗だくにならない季節がやって来ました! 
 
街のかき氷屋はぜんざい屋になり、鍋料理屋も混み始めます。暖房が少ない台湾は、温かい汁物で暖を取ります。
 
中国語で温かいスープは「湯」(タン)。甘くてもしょっぱくても「湯」なので、小豆を甘く煮た餅なしのしるこは「紅豆(ホンドウ)湯」と呼ばれます。しょっぱい方の「湯」は、その在り方が日本と違い、食後のお茶のように飲むことも。塩分はかなり控えめで喉が渇くことはありません。

素材のうまみで勝負する店「灶頂原汁排骨湯高麗菜飯」

私の店の近くに、大根と骨付き豚のうまみだけで勝負しているおいしい「排骨(パイクー)湯」があります。

ここも、塩味はかなり薄め。具の大きなお肉を食べるには味が足りないのですが、台湾人はスープに醤油をジャバジャバ入れたりせず、肉をスープから引き上げて甘辛醤油をちょんと付けていただくのです。

日頃、こってり味の料理も多いのに、スープには素材のうまみを引き出した優しい味を求める台湾の味覚。ニクイなぁ。おいしいスープをいただくたびに思うのです。

灶頂原汁排骨湯高麗菜飯

住所台北市大同區延平北路三段17巷2號
営業時間10時~売り切れ次第閉店
休業日なし
備考※営業時間などの情報は変更している場合もあります。ご了承ください

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

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