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【青木由香の台湾吃吃メモ08】小籠包に負けるな! 餃子も推しです

「吃吃(チーチー)」とは、台湾の人がよく口にする「ほら、遠慮せず食べて!」的な言葉。食べることが大好きな青木由香さんがつづる、いつかの台湾旅に役立つかもしれない「食」にまつわる連載です。

青木由香

青木由香さん

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

目次

餃子はハズレが少ない!リーズナブル!

小籠包もいいけれど、餃子にもっと注目を! 

なんてったって、ハズレが少ない!そしてリーズナブル! 

専門店に行けば、豚に牛、エビ、ニラ、キャベツ、時にダイコン、インゲン、コーンに野菜のみの餡(あん)、焼き餃子、水餃子、蒸し餃子、スープに入った湯餃(タンジャオ)とバリエーションも豊富です。

焼き餃子は、だいたい長細い形。チェーン店だと
お持ち帰りにすることが多い。フニャッとして
もそれはそれでおいしい
レストランだと、パリッとしたハネつきの焼き餃子がでることも
MEMO:八方雲集

台湾に1000件以上の店舗を持つ台湾の胃袋を支えるチェーン店。

https://www.8way.com.tw/

グルメ情報の少ない場所で、気合い弱めの麺店やカフェに入っても、餃子だけはいい感じなことが多ります。

力を入れていない分、市場なんかの手作り餃子の冷凍で対応していることが多いようです。

夜便の飛行機で台湾に着き、小腹を満たしたいけれど「夜市で揚げ物はちょっと…」という時は、油で焼いていない水餃子をどうぞ。

胃もたれの心配が少なく、分厚いモチモチの皮はうどん的な主食の役割。

餡の肉が主菜、野菜が副菜と1 個の餃子で食事として完結しています。

夕方に開くディープな餃子館「龍門客桟餃子館」の水餃子。ツルツルプリプリの皮にいい味付けの餡の水餃子を求めて地元の人が通う老舗店
MEMO:龍門客桟餃子館

つるっと皮とバランスのいい味付けの肉あんと、「滷味(ルーウェイ)」という、いろんなものを漢方のスパイスと醤油で煮込んだ台湾のソウルフードで人気の老舗の水餃子屋さん。

オープンは夜なので、台湾人はビールを飲みながら居酒屋のように餃子をつまんでいます。

住)台北市林森南路61巷19號

休)月曜 

営)17:00〜23:00

ちなみに、台湾人は餃子で白飯を食べないので、白飯を所望してもびっくりされますので悪しからず。

台湾人は、朝に昼に夜に、小腹が空いた時の完食に餃子、餃子、餃子。

評判の餃子屋なら、肉汁ぶちゅっと出てきます。小籠包に負けてませんよ。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

神奈川県生まれ台湾在住。執筆や取材・旅行のコーディネートを通して大好きな台湾を紹介。雑貨店「你好我好(ニーハオウォーハオ)」(台北市)店主。

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