ワンランク上のおしゃれがかなう「7:3の法則」とは?【ファッションライター・くみのおしゃれコラム】

「7:3の法則」という言葉はご存知ですか?
おしゃれ初心者であっても瞬時にあか抜けることができる黄金のバランスのことです。私もコーデを組む際に骨格タイプに加えて必ず意識している法則で、ワンランク上のおしゃれがかないますよ!
目次
コーディネートは「全身のバランス」が大事!
Tシャツとデニムなど、ベーシックなコーデなのに「なんだかおしゃれに見える人」っていますよね。それはアイテム単品よりも着こなしに秘密があるから。
おしゃれな人の多くは「きれいめ7:カジュアル3」のバランスで全身のコーディネートを組んでいるのです。
今日のコーデのバランスは? 外出前にチェック!


Sさん(50代)はこの日、コットン素材のカットソーにナイロン製のギャザースカート、黒のスニーカーという装い。
カジュアル度100%の印象を受け、50代という年齢を踏まえると、もう少しきれいめな雰囲気を加えてもよさそうです。
きれいめテイストのアイテムを足してバランス調整


さきほどのコーデにとろみ素材のロングジレを羽織ると洗練された印象に!
さらに足元を細いストラップサンダルやシルバーのフラットパンプスなどに変えると女性らしい印象がプラスされ、年齢に合ったコーデが完成します。
全身のバランスを見ると、きれいめ7割、カジュアル3割になり、一気にあか抜けました。
きれいめのアイテムの簡単な判別方法は、下のリストを参考に考えると選びやすいですよ。
- 「おしゃれ着洗い」が必要そうな素材
- 子どもが履かない靴=パンプス
- 子どもが持たないバッグ=金具付きでかっちりしたもの
まとめ:「7:3の法則」で今日からおしゃれ!
「7:3の法則」は幅広く応用できます。ファッションのテイスト以外に、トレンドの割合、カラー配色なども7:3に近づけるとバランスが取れ、あか抜けた印象になります。
「あの人はセンスがあるから」「私とは体形が違うから」と諦める前に、ぜひ活用してみて!
「これで合ってる?」という漠然とした悩みも解消されますよ!