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青春18きっぷで熊本から東京までの旅!その3~横に長ーーーい静岡編~【熊大生のイマドキヒマドキVol.75】

熊本の旬な情報を発信しているKumarismのメンバーが、大学生ならではの偏った目線でモノコトを熱く語ります!

Fuya

まちあるきや旅行、そして道路の観察が大好きな大学4年生。
1年生の時に立てた「熊本県全市町村制覇!」という目標は道半ばですが…(笑)

こんにちは!Fuyaです。

先日、内定式に参加してきました。

来年からのお仕事を楽しみに感じると同時に、もう残りの学生生活がわずかなことを実感した時間でした。

残り時間、後悔のないよう大事に過ごしていきたいです!


もう3か月前のことですが、僕は7月に、大学の友人と「青春18きっぷ」を活用して、東京まで普通列車の旅をしてきました。

前回までの記事で1日目から3日目の様子をお届けしているので、ぜひそちらも併せてお楽しみください♪

さて今回は4日目、名古屋からスタート。

旅も後半戦に突入します!

目次

4日目 名古屋から浜松

まずは名物「モーニング」でスタート

名古屋の繁華街・に泊まっていた僕たち。

せっかくなので、栄の喫茶店でモーニングを頂くことにしました!

ご存知の方も多いと思いますが、名古屋のモーニングとは、ドリンクを頼むとトーストなどの軽食がサービスでついてくる、というもの。

名古屋のモーニング。トーストとゆで卵、アイスコーヒーが写っている

落ち着いた店内で優雅な朝食……。

今日も元気に旅を楽しめそう♪

おなかも満たされたところで、名古屋駅へ向かいます。

名古屋駅に向かう前には、中部電力ミライタワー(名古屋テレビ塔)久屋大通公園も巡りました!

中部電力ミライタワー

静岡県の18きっぷ旅は「地獄」?

名古屋駅からは、まずは愛知県の東端・豊橋へ。

快速列車で、知らない街を駆け抜ける景色はとても爽快!

個人的にすごく気に入りました。

列車から見える街並み

それにしても、毎日天気がいいですね。

それは僕が晴れ男だからです(笑)。

Fuya

雨予報だった街の駅に着いた途端雨が止み、晴れたこと、曇り予報の日が快晴になったことが何回もあります。

本当です!

豊橋からは、いよいよ静岡県に突入。

この静岡県区間、18きっぷユーザーからは、よく「地獄の区間」と揶揄されることがあります。

その理由は……

● 基本的にすべて各駅停車(快速などがない)

● 電車の座席がロングシート(進行方向と平行に配置された長いす)

● とにかく長い(東西に約180km、走破に約3時間かかる)

などなど。

つまり、長時間乗車するのがキツい区間なのです。

その一方で、電車の本数は比較的多く、行程の調整が柔軟にできる区間でもあります!

ならば、途中いろんな駅で降りて、あえて時間をかけて静岡県を満喫しよう♪

ということで、静岡県区間を「天国」に変えてみようと思います!

Fuya

ちなみに、僕は以前一人で18きっぷ旅をした際、浜松駅で18きっぷをなくす、という地獄のような経験をしたことがあります…

今回も浜松駅で降りましたが、名物の浜松餃子を食べた後もきっぷをなくすことなく旅を続けることができました。

4日目 浜松から島田を経由し静岡へ

日本の原風景を感じまくった「蓬莱橋」

浜松駅からさらに東へ。

僕たちは、静岡県島田市の「島田駅」で降りました。

ここ島田市は、浜松市と静岡市のほぼ中間地点にある都市。

お茶の産地として有名で、社会科で習う「牧之原台地」も、島田市にまたがっています。


ところで、僕が旅をしていて好きなことの一つは、知らない街をレンタサイクルで巡ることです。

すべての景色が新鮮で、気になった場所にふらっと立ち寄れるのも魅力です。

駅でレンタサイクルを借りた際、「熊本から来ました」と言うと「ずいぶん遠いところから来たね」とすごく驚かれました。

確かに、上熊本駅から島田駅までの距離は約1,100km

すごく遠いところまでやってきた実感が、その時に湧いてきました。


さて、今回レンタサイクルで向かった目的地は「蓬莱橋」です。

世界最長の木造歩道橋として知られており、全長は897.4mもあります。

ゆっくり歩くと渡るのに10分くらいかかります。

蓬莱橋

どこまでも続きそうな長さに圧倒されます!

蓬莱橋

下を見ると、ところどころ隙間から地面が見えてちょっと怖い…??

蓬莱橋で足元を見た景色。板の隙間から下の地面が見えている
蓬莱橋から見える川

九州ではあまり見ない川幅の広さ。

川底の石が見えるくらいきれいです。

蓬莱橋から見える川

せみの鳴き声や流れる水の音が、まさに「日本の夏」らしい、のどかな雰囲気でした。

蓬莱橋を対岸から見た景色

対岸から見るとこんな感じ。

意外と橋脚が細い!

橋を渡った先には、ひとりで観光案内をされているおじさんがいらっしゃいました。

「897.4m=『厄なし』、縁起のいい橋でしょ」とか、ユーモアも交えつつ、橋や静岡県内の見どころを丁寧に教えてくださいました。

長い橋ですが、ぜひ対岸まで渡り切って会いにいってほしいです!


橋のすぐそばには茶屋がありました。

抹茶ソフト

さすがお茶どころ。

抹茶ソフトをいただきました!

島田市は、18きっぷ旅で行程を考えるときに見つけた街。

のどかな景色と人の温かさがこんなに魅力的な街だとは知りませんでした。

知らない街の魅力をじっくりと味わうことができる。

これこそが18きっぷ旅の醍醐味ではないでしょうか!


その後は、静岡でお馴染みのジューシーで「さわやか」なハンバーグを堪能したり、

鉄板で焼かれるハンバーグ

港町・焼津市にある温泉で汗を流したりして、この日は宿泊地の静岡市まで進みました。

5日目 静岡から沼津、さらに東へ

雄大な海を感じた沼津

18きっぷ旅も5日目になりました。

今回使った18きっぷは5日間用なので、この日が有効期間の最終日

この日の最終目的地は…ついに東京駅です!

ですが今日ものんびり、いろんな街に立ち寄りながら向かいます♪


最初に向かったのは、沼津市

ここでもシェアサイクルを借りました。向かうのは、海!

少し久しぶりに見る海は、太平洋にもつながる駿河湾

尾道などでみた穏やかな瀬戸内海とは違い、波がどんどん押し寄せて迫力満点です。

友達と水切りチャレンジをしましたが、あんまりうまくいかなかったです(笑)

水切りをしている様子

友人のチャレンジの様子です♪

さすが野球部、投げ方がうまい!

沼津は静岡県でもだいぶ東の方で、週末だったこともあり、東京や横浜などからの観光客でにぎわっていました。

本当に東京が近づいているのを感じます。


沼津観光では「沼津港深海水族館」にも行きました!

「日本一深い」ともいわれる駿河湾。

この水族館は名前の通り、深海生物を専門に収集・展示する水族館で、「生きた化石」として知られるシーラカンスの標本展示もあります。

シーラカンスの標本
深海魚
深海魚

個人的に水族館はかなり久しぶりだったのですが、普段は見ることの無い生き物がたくさんで、かわいい生き物もいて癒されました!

今回はここまで!

いざ関東へ

その後は静岡の東の端、熱海でホテルの日帰り入浴をしましたが、電車の時間に追われていたこともあり、なんと熱海で写真を1枚も撮っていませんでした(泣)。


熱海からは神奈川県を通り、東京を目指します。

ですが、長くなってきたので、今回の記事はここまで。

次回は最終回

関東での旅の様子をお届けします。お楽しみに!

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

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