返済期間45年の住宅ローンを組んだけど… 金融資産に不安、繰り上げ返済すべき?【家計簿チェック】

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック


Q.返済期間45年の住宅ローンを組んだけど… 金融資産に不安、繰り上げ返済すべき?
夫婦2人暮らしです。将来的に子どもが欲しいと思っており、賃貸だと手狭になるため、中古マンションの購入を決めました。
住宅ローンは、4400万円を45年返済、がん団信(団体信用生命保険)付帯のプランです。長丁場なので、積極的に繰り上げ返済していった方がよいでしょうか。
車の購入や奨学金の一括完済など大きな支出が続き、現預金の残高が手薄になったと感じています。先々、産休や育休に入ったときのことを考えると、金融資産のバランスはこのままでよいか不安です。
A.支出増でもなお黒字の盤石 家計繰り上げ返済は慌てず様子見を
マイホーム取得おめでとうございます。住宅ローン返済、マンションの管理費や固定資産税の負担が生じること、また住宅ローン減税が適用されることを足し引きすると、賃貸生活と比べて年間約66万円の支出増となるようです。その上で、年間黒字額約250万円という盤石な家計です。
まずは産休・育休時の収入について。産前産後休暇中は、標準報酬の3分の2が健康保険から、育児休業期間中は、産後180日目までは同じく標準報酬の3分の2、181日目以降は標準報酬の2分の1が、雇用保険から給付されます。このとき、基準となる報酬は「手取り額」ではなく「支給額」で、この間の社会保険料も納付が免除されます。
以上を勘案し家計収支を見てみると、妻の産休・育休中も実質的に黒字のまま推移していくものと思われます。一時的に積立額を抑えることもあるかもしれませんが、貯蓄を取り崩すには至らないでしょう。金融資産残高のうち、投資資金が4分の3と割合は高めですが、安全資産に370万円が確保されており、生活防衛資金としてはクリアできているように思います。
住宅ローンの繰り上げ返済は、基本的には慌てないでよいのではないでしょうか。金利の動きを見守りつつ、団信保険や減税の恩恵を受けながら、ボチボチ付き合っていきましょう。
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