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子の受験控え、家計のやりくりに悩む 貯蓄や資産運用などアドバイスを!【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.子の受験控え、家計のやりくりに悩む 貯蓄や資産運用などアドバイスを!

2人の子どもがそれぞれ高校・大学受験を控え、家計のやりくりに悩んでいます。家計簿をつけておらず、支出を把握していません。また、どの程度貯蓄があるかも不明です。年間の使途不明金は貯蓄額が分からないので、収支の差額分を計上しています。

先日、保険の支出が家計を圧迫していると考え、毎月10万円の支出があった生命保険料を自分で見直し、約半分に抑えました。

これを機会に貯蓄を増やし、運用も行い、教育費を捻出できたらと考えています。アドバイスをお願いします。

A.まずは年間収支の把握を 子の養老保険の見直しも

家計改善の意識をお持ちになられたことが、とても重要です。まずは年間の収支を把握しましょう。具体的な出費内容の把握はさておき、通帳の残高を確認するところから始めてください。通帳はご夫婦の2通だけということですので、それぞれ昨年末の残高と比べて増えていたら、それが年間貯蓄です。保険の見直しにより、解約返戻金が650万円程度あるそう。従って、これを通帳残高に加えたものが現在の貯蓄ということになります。

さて、保険の見直しですが、気になる点は、お子さまの養老保険です。お子さまに死亡保障はあまり必要ないと思いますし、満期保険金が保険料を下回っており、貯蓄性もほとんどありません。こちらの保険料が2人分合計で、2万円以上かかっていますので、これをやめられてはいかがでしょうか。

教育費のために運用しているということですが、上のお子さまの準備には期間が短いと感じます。そこで、上のお子さまには保険の解約返戻金を充て、下のお子さまとご夫婦の老後資金の運用のため、これから、例えば5年で650万円、15年で2千万円など目標を立てて、運用に取り組まれてはいかがでしょう。差し当たって、3%程度の運用益を目指し、毎月10万円の積み立てができると、目標の達成が可能かと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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