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物価高に備え、資産を安全に殖やしたい どんな方法があるかアドバイスを!【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.物価高に備え、資産を安全に殖やしたい どんな方法があるかアドバイスを!

夫は出張が多くほとんど家にいません。出張中の夫の生活費は会社から出ているため、収支表の支出はほぼ私と子どもたちの3人分です。

第2子の小学校入学後に共働きを始めたことで貯蓄のペースが上がり、住宅ローンを完済できました。

今後の物価上昇を見据え、資産を安全に殖やしたいと考えていますが、どんな方法がありますか。株式投資も考えましたが、少し見ない間に、ある会社の株価が1割ほどに下がっていたことを知り、こんなに減ることもあるかと思うと怖くて踏み切れません。

A.大きなリスクを取っての運用は不要 株式投信を少額から購入してみては

住宅ローンを完済されたとはいえ、親子3人分の支出が月約10万円で収まっていることに驚かされました。年間黒字額が700万円を超える計算ですが、実際の預金残高もきちんと増えているそうです。かといって「我慢はしていない」とFママさん。「欲しいものはいつでも買えるので、本当に必要なものしか買わない」という明確なスタンスが大幅黒字の秘訣ですね。

さて資産運用の件、安全性が高く、預金より金利が高いといえば、代表格は「個人向け国債」でしょうか。そもそも大きなリスクを取って運用せずとも将来が不安な家計ではありませんね。それでも、物価上昇に備えたいとあれば、成長資産である株式に目を向ける価値は大きいと思います。NISAの非課税枠を利用して、まずはごく少額から株式投資信託を購入されてはいかがでしょう。

ちなみに、「株価が1割ほどに下がっていた」と言われる銘柄は、どうやら10分割されていたようですよ。例えば1株5千円の銘柄を100株持っていた場合、10分割後は500円を1千株持つことに。このとき、1株当たりの価格は確かに下がりますが、株主の資産が減ったわけではないことをお分かりいただけたでしょうか。個別株の投資においては、このような取り扱いもあることも知っておくとよいかと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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