MENU

親などへの支出が多く、我慢の生活 自由にお金を使えるようアドバイスを!【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.親などへの支出が多く、我慢の生活 自由にお金を使えるようアドバイスを!

現在、アパートに一人暮らしです。施設にいる父の買い物などの支出や医療費などを負担しています。母が亡くなるまでは、母の年金で足りない部分も補填していました。奨学金の返還もありますが、これまで10年の支払い猶予を受けていたので、今後15年間、返還が続きます。

交際費は毎週末、一緒に過ごすパートナーに定額で払っているもので、それ以外は、必要最低限の費用でいろいろと我慢して生活しています。自分のためにお金を使えるよう、家計改善のアドバイスをいただければと思います。

A.資格を取得して収入アップを 資産運用にも取り組んでみて

食費や日用品費など、ギリギリまで節約されているとお見受けします。事情をお聞きしたところ、これ以上、支出を改善するのは難しいと思います。ちなみに現状の生活を続けていけば、毎年35万円程度の貯蓄が可能ですので、60歳時点で1300万円ぐらいの貯蓄ができるでしょう。

しかし、とほろさんのおっしゃる通り、もっとご自身が自由にお金を使えるようにすべきだと思います。一方で、ある資格の取得を検討されているとのこと。大変ではありますが、取得できれば収入のアップと安定につながると思います。ここは、資格取得にお金を回すべきでしょう。

さらに、資産運用にも興味があるとのことで、こちらも始めることをお勧めします。具体的には、月1万円でもよいので、つみたてNISAなどで平均利回り3%を目指し、バランス型のファンドなどで運用してみてはいかがでしょう。

3年後をめどに資格を取得して、仮に毎月の収入を3万円アップできたとしてキャッシュフローを作成してみます。そうすると、60歳時点で1700万円ほどの貯蓄ができます。その上で、現在の生活費を毎月2万円上げてみましょう。そうすると60歳時点で、当初と同じ1300万円程度の貯蓄ができ、かつ毎月2万円の自分への支出を増やすことができるはずです。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

「家計簿チェック」の相談者を募集中!

専用フォームの必須事項にあなたの家計を入力するだけ。
講師に相談して、家計を見直してみませんか。採用分には商品券3000円進呈。

この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

目次