[メディカル百科]眼科編
日本における失明原因の第1位といわれている「緑内障」は、早期発見、早期治療が重要です。治療法などについて専門医に聞きました。
─緑内障とはどのような病気ですか。
視野が徐々に狭くなる病気で、日本の失明原因疾患の第1位とされています。40歳以上の日本人の約20人に1人が緑内障にかかっているといわれており、当院でも専門的な治療を行っています。
─緑内障の原因は。
眼球内を流れている房水(ぼうすい)の流れが悪くなり眼圧(眼球内の圧力)が上昇し、視神経を圧迫することが主な原因とされています。眼圧が正常な場合でも発症することがあります(正常眼圧緑内障)。
─治療法は。
まずは点眼で眼圧を下げ、視神経を守ります。多くの場合は進行性のため、一度発症すると治療は一生涯続けないといけません。点眼を続けても視野狭窄(きょうさく)が進むようなら、手術を行います。
─手術は専門の先生が行うのですか。
緑内障治療を専門としている私が担当しています。また緑内障の種類に応じて、県外から招いている緑内障専門の先生方も手術、治療を行っています。この疾患は早期発見、早期治療がとても重要です。気になる症状がある人は早めに受診してください。
副院長 松元 俊氏
東京大学医学部卒業。日本眼科学会認定眼科専門医でつくる緑内障の研究会「東京緑内障セミナー」の創設メンバ-
大正7年に開院した眼科専門病院(日本医療機能評価機構認定施設)。網膜硝子体疾患をはじめ、緑内障や斜視などあらゆる眼科疾患に幅広く対応しています
店舗情報
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- 熊本市中央区西唐人町39
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- 096-325-5222
- 店舗ホームページ
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- 日曜、祝日
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- 096-311-5755
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