眼科形成外科
まわたり眼科形成外科クリニック
―眼瞼下垂の原因や症状について教えてください。
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がった状態のことです。加齢が原因でまぶたを上げる筋力(眼瞼挙筋)が落ちたり、まぶたの皮膚がたるんだりして生じます。症状としては、上まぶたが黒目にかかることで視界が悪くなるほか、額の筋肉を使って上まぶたを無理に上げようとするため、自律神経の障害による頭痛や首・肩こりなど、体調不良の原因になることもあるので要注意です。
―どのような治療ですか。
眼瞼挙筋の腱膜を、元の位置に縫い合わせる手術が主流です。局所麻酔(まぶたへの注射)を行い片目なら20~30分、両目でも40分ほどで終了し、日帰り手術で保険適用となります。上まぶたの切開した部分は糸で縫合し、術後1週間程度で抜糸します。
―手術のメリットとデメリットを教えてください。
眼瞼下垂手術を行うと視野が広がり、疲れて見える、老けた印象を与えるといった見た目の問題も改善され、眼精疲労や頭痛、肩こりも軽減されます。しかしながら眼瞼下垂手術後、個人差はありますが1~2週間はまぶたが腫れます。また、術後早期は目が乾燥しドライアイになりやすくなるため、一過性の視力低下が見られることもあります。そのため眼瞼下垂の手術前には、ドライアイの検査も含め眼科の検査が必要です。当院では、眼科形成外科としてまぶたの見た目と機能を考慮し手術を行っています。その他まぶたのできもの(霰粒腫や腫瘍)や逆さまつげの手術も行っていますので、まぶたの不調がある場合は気軽にご相談ください。
馬渡 祐記 院長
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