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歯を抜いたまま放置していませんか 早めに治療しましょう【ドクターズメッセージ】

影下 裕晃 院長

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歯科

影下デンタルクリニック

影下 裕晃 院長
─歯が抜けたまま放置する人も少なくないようですね。

1~2本歯が抜けても食事ができるからといった理由で放置する方は多くいらっしゃいます。しかし放置していると、抜歯した部分とかみ合う歯が伸びてきたり、両隣の歯が倒れてきたりして、歯並び全体が変わってきます。倒れた歯の根元や隙間には汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になります。奥歯の欠損を放置することで前歯が悪くなることも多々あります。かみ合わせのバランスが崩れると、口の中のトラブルだけでなく、消化器への負担や発音障害、認知症リスクなどにもつながります。いずれも歯の病的移動後に治療を開始すると、必要のない歯を削ったり、神経を取ったり、骨を削ったりすることになるので、早めの治療が大切です。

─治療法は。

(1)顎の骨に人工歯根を埋め込む「インプラント」(自由診療)(2)欠損した両隣の歯を削り、そこを支えにして人工歯で補う「ブリッジ」(3)残った歯にバネをかけて固定する「部分入れ歯」─といった治療法から選択できます。必ずしもインプラント治療が良いというわけではありません。それぞれにメリット・デメリットがあります。歯の欠損の仕方、残存歯の状態などを診断した上で、患者さんの年齢や生活様式、希望などをヒアリングし、治療の費用や期間も含めて一人一人に合った方法が提案されます。また、歯周病は糖尿病や動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)、アルツハイマー型認知症などに影響を及ぼすことが明らかになっています。手遅れになる前に早めに歯科を受診してください。

影下デンタルクリニック
店舗情報

影下デンタルクリニック

住所〒862‐0926 熊本市東区保田窪4‐13‐9
TEL096-383-6480
店舗ホームページ http://kageshita-dc.com
営業時間9時~13時、14時半~19時(木曜は手術日・往診、土曜は~15時)※祝日がある週の木曜は診療
休業日日曜・祝日

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

影下 裕晃 院長

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