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命をつなぐボランティア「献血」について知ろう!

献血場所へ、献血ルームや献血バスなどで献血の受け付け。問診、当日の体調や薬を飲んでいないかを問診。献血、全血献血と成分献血のいずれかを献血。検査、血液型や感染症の有無を検査。製造・保管、血液の成分ごとに分けて血液製剤を製造。製造後、冷蔵庫や冷凍庫の中で保管。供給、いつでも医療機関からの要請に応じられるよう、24時間体制で供給。

1、2月は「はたちの献血」キャンペーン月間。そこで献血について、その重要性や近年の課題などを紹介します。
(監修/熊本県赤十字血液センター)

目次

一時的ではなく「毎日」必要な献血

献血場所へ、献血ルームや献血バスなどで献血の受け付け。問診、当日の体調や薬を飲んでいないかを問診。献血、全血献血と成分献血のいずれかを献血。検査、血液型や感染症の有無を検査。製造・保管、血液の成分ごとに分けて血液製剤を製造。製造後、冷蔵庫や冷凍庫の中で保管。供給、いつでも医療機関からの要請に応じられるよう、24時間体制で供給。

献血は、輸血や血漿(しょう)分画製剤(人の血液成分の血漿中に含まれるたんぱく質を抽出・精製したもの)を必要としている患者さんのために、健康な人が血液を無償で提供する行為です。輸血用血液製剤の多くは、がん(悪性新生物)の治療に使用されています。

現在、血液を人工的に作ったり、長期保存したりする技術はありません。輸血用血液製剤を安定して確保するためには一時的ではなく、全国で毎日約1万4000人が献血に協力する必要があるといわれています。また近年、少子高齢化の影響から特に若い世代の協力者数が減少しており、この状況が続くと輸血用血液製剤の安定供給に支障を来す恐れがあります。

献血は16~69歳の健康な人を対象に、献血バスと常設の施設で受け付けています。献血会場から血液センターに運搬された血液は、適切に検査、調製、保管され、24時間365日必要な時に医療機関へ届けられます。


献血のアレコレ

(1)献血は大きく分けて2種類

血液中の全ての成分を採血する「全血献血(400mL/200mL)」と、血小板や血漿のみを採取する「成分献血」があります。成分献血は、血液成分の中でも回復に時間がかかる赤血球が献血者に戻されるため、体への負担が軽いといわれています。

※献血前の問診で、健康状態など採血基準に適合するかどうかを医師が判断するため、必ずしも希望する献血ができるとは限りません。

(2)献血には体重制限がある!?

国が定める献血基準によると、400mL献血は「男女ともに50kg以上」、200mL献血と成分献血は「男性45kg以上、女性40kg以上」とされています。献血者の健康を守るため、体重以外にもさまざまな基準が設けられています。

献血の種類と基準、国が定める献血基準によると、400mL献血は「男女ともに50kg以上」、200mL献血と成分献血は「男性45kg以上、女性40kg以上」とされています。献血者の健康を守るため、体重以外にもさまざまな基準が設けられています。

※65〜69歳で献血できるのは60〜64歳の間に献血経験がある人に限られます
※詳しい献血基準については「日本赤十字社」のホームページから確認できます

(3)自分の健康状態を知るのに役立つ!

献血者のうち希望者には後日、血液検査の結果が郵送されます。検査項目には肝機能やコレステロール値、糖尿病関連検査などが含まれ、自分の健康状態を知る機会にもなります。

[献血の予約が可能]献血ウェブ会員サービス「ラブラッド」

新型コロナウイルス感染症対策のため、献血は予約優先です。日本赤十字社が提供する会員サービス「ラブラッド」に登録(無料)すると、ウェブやアプリで予約や血液検査結果の確認が可能になります。予約や献血でポイントがたまり、記念品と交換することもできます。詳しくはHP(https://www.jrc.or.jp/donation/club/)で。


熊本の献血ルーム情報

●下通り献血ルームCOCOSA
熊本市中央区下通1‐3‐8下通NSビル5階
TEL:096‐325‐9218
(金曜定休)

●日赤プラザ献血ルーム
熊本市東区長嶺南2‐1‐1
TEL:096‐384‐6727
(日曜、祝日定休)

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

献血場所へ、献血ルームや献血バスなどで献血の受け付け。問診、当日の体調や薬を飲んでいないかを問診。献血、全血献血と成分献血のいずれかを献血。検査、血液型や感染症の有無を検査。製造・保管、血液の成分ごとに分けて血液製剤を製造。製造後、冷蔵庫や冷凍庫の中で保管。供給、いつでも医療機関からの要請に応じられるよう、24時間体制で供給。

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