読むたびに育まれる「思いやりの心」と「考える力」 親子で楽しめるSDGs絵本3選【子育てラボ】

目次
[VOL.566]楽しむ
「SDGs(Sustainable Development Goals)」は、みんなが幸せに、地球がずっと元気でいられるように考えられた“世界の約束ごと”です。今回はその中でも「人権」「平和」「環境」という3つのテーマに焦点を当て、親子で一緒に読みたい絵本を教えてもらいました。
教えてくれたのは
子育て中のパパやママにもぜひ読んでほしい絵本です。


髙野 和佳子さん
『ようこそ こどものけんりのほん』


- 白泉社 1430円
- 対象年齢:3歳ごろ〜
- 子どもの権利・きもちプロジェクト/作
- えがしら みちこ/絵
全ての子どもには、生きる・守られる・育つ・自分の気持ちを伝えるといった権利があります。この絵本は、そんな「子どもの権利」が優しい言葉と絵で分かりやすく描かれています。「当たり前」の背景にある権利について子どもと一緒に考えてみませんか。
『へいわって どんなこと?』


- 童心社 1650円
- 対象年齢:6歳ごろ〜
- 浜田桂子/作
「平和って、戦争がないこと? 怒らないこと? 友達と仲よくすること?」。子ども目線で「平和とは何か」を問いかけ、子どもの考える力を育みます。差別のない世界の実現こそが“平和のかたち”であることに、自然と気付かせてくれます。
『プラスチックのうみ』


- 小学館 1650円
- 対象年齢:3歳ごろ〜
- ミシェル・ロード/作
- ジュリア・ブラットマン/絵
- 川上拓土/訳
海に捨てられたプラスチックごみによって苦しむ海の生き物たちー。この絵本では、海の環境がどうなっているのか、そしてそれは誰の行動とつながっているのかを教えてくれます。読み終えた後に、「自分にできるアクション」について親子で話してみるのもいいですね。