文具房(ぶんぐぼう)・中央区黒髪|明るい光と文具に囲まれた空間で素敵なひとときを過ごせるカフェ

文具好きな人もカフェ好きな人も、両方を満足させるお店が「文具房(ぶんぐぼう)」です。
店内には素敵なカフェスペースと、魅力的なたくさんの文具がそろったスペース。
コーヒーなどを飲みながら喫茶を楽しむもよし、文具を見たり買ったりして楽しむもよしのお店です。
今回は、文具房の店内にあるいろんな文具を紹介するとともに、おすすめのドリンク・手作りスイーツを食べてきましたので紹介します♪
熊本大学すぐそばの老舗文具店に併設するカフェ
文具房は、熊本大学すぐそばにある文具店に併設するカフェです。


文具房は熊本大学の南キャンパス側にあります。


熊本大学を出て数歩歩いたところにあります。


文具房は、元は1929年に「京文堂」として創業された老舗文具店です。2016年の熊本地震で建物が被災し、いったん店舗は閉鎖されていました。
その後、2018年2月に建物が復旧し、店名を「文具房」としてオープンしました。(京文堂は外販事業部として残っています)
2023年5月にリニューアルし、カフェもオープン。今に至っています。


カフェも併設しているということで、建物外観は文具店を感じさせないおしゃれさがあります。


駐車場は隣にある京文堂事務所の隣の敷地内にあります。車3台分のスペースが用意されています。
店内は明るい日の光と文具があふれる空間
文具房の店内は、手前がカフェスペース。奥が文具売り場となっています。


文具売り場は、店内奥の方に縦長く展開されています。


文具売り場には様々な文具が販売されています。熊本大学が近いので、実用的な文具もしっかり揃っています。


少し高級なペンや万年筆なども販売されています。それ以外にもちょっとおしゃな文具もあります。


文具好きな人や可愛いもの好きな人が思わず手に取ってしまう、マスキングテープも販売されています。


この「mt」というマスキングテープは学生さんの間で人気だそうですよ。




また、フランスの文房具メーカー「ロディア」や、日本の文具メーカー「デルフォニックス」が販売している「ロルバーン」のノートなども販売されています。
こういった文具を使うとちょっと気分が上がりそうですね。


そしてこのお店では、文化3年(1806年)の創業以来、東京・日本橋の地で二百年以上つづく和紙舗「日本橋 榛原(はいばら)」の和紙アイテムも扱われています。熊本市内で扱っているのは、おそらくここだけではないかとのことです。
文具類は大学内の生協でも販売されていますが、このお店ではできるだけ生協で扱わない商品を展開しているそうです。
いろんな文具があって、特に文具好きにはたまらないのではないでしょうか。
明るい日の光を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせるカフェスペース


カフェスペースは窓際にあり、日の光が入るのでとっても明るいです。木製のテーブルやチェアからは木のぬくもりを感じます。


窓がとても大きいので、外からの日の光がたっぷりと差し込んできます。また、外の風景も眺めながら飲食できます。
カフェスペースには、カウンター席とテーブル席が用意されています。席数はカウンター席、テーブル席合わせて10席です。


カフェスペースには、雑貨類が販売されています。こちらにも興味がそそられる物がたくさんあります♪
日替わりの手作りスイーツとコーヒーや紅茶を中心としたドリンク
カフェスペースでは、日替わりの手作りスイーツとコーヒー・紅茶を中心としたドリンクメニューを味わえます。




手作りスイーツは、カウンターの上に陳列されています。おいしそうなスイーツばかりです。


ドリンクメニューは、コーヒー、紅茶ともに種類が豊富です。夏場にはコールドブリューコーヒーも提供されます。


コーヒー豆も販売されています。
ドリンクに合う手作りスイーツ2種
今回は、ドリンクメニューの「チャイ」(550円)と「コールドブリューコーヒー」(480円)。
手作りスイーツの「はちみつレモンのマドレーヌ」(280円)、「キャロットケーキ」(440円)をいただきました。


どれもおいしそう♪


チャイはインドやネパールで親しまれている煮出し式のミルクティー。
スパイスを加えてあるのが特徴です。ミルクと紅茶が分離しているので混ぜて飲みます。
口に含むと、まずスパイスの香りが鼻を抜けていきます。そのあと、紅茶の香ばしさ、ミルクの甘さが感じられます。
ほどよい甘さで飲みやすいです。スイーツと一緒に飲んでも、甘すぎるようなことはありません。


コールドブリューコーヒーは夏場限定のドリンク。酸味が感じられるスッキリとした味わいのコーヒーです。
特に暑い日にはぴったりでしょう。


はちみつレモンのマドレーヌは、レモンの風味を感じるスイーツ。


外側は少し弾力があり、中ははしっとりとした食感。はちみつの甘さとレモンの風味がいいアクセントになっています。
ほどよい甘さで食べやすく、コーヒーなどのドリンクにもぴったりです。


キャロットケーキは、熊本県産のにんじんを使ったスイーツ。チーズクリームが添えられています。
甘味料にはきび砂糖が使われており、まろやかな甘みを感じます。また、数種類のスパイスが使われており、それらの風味も感じます。
生地はしっとりとしていて、やわらかいです。
チーズクリームをつけると、わずかな塩味も加わり、違った味を楽しめます。
ドリンク、スイーツ共々、カフェでのちょっとしたひとときを楽しめる一品です。
文具とともに喫茶を楽しむひとときを


カフェが併設されている文具店・文具房ですが、店主の小嶺さんはもっと文具店色を強めたいそうです。元々、文具店として始まったお店なので、その思いは強いのでしょう。
店内で文具を買ってもらい、そのあとカフェで購入した文具を使って手帳や日記などへのもの書きを楽しんでもらう。そのような空間にしたいそうです。
「替え芯、消しゴム1個でもいいので、ぜひお越しください」とのこと。
ちょっと必要な文具を買いに行っただけなのに、ついつい他の文具も欲しくなってくる空間です。必要な文具があったときは、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
そして、お気に入りの文具とともに喫茶を楽しむ素敵なひとときを過ごしてください。
文具房 店舗情報
住所 | 熊本市中央区黒髪2-34-8 |
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Webサイト | https://bungbow.my.canva.site/ |
@bungbow_anddrinks | |
営業時間 | 11時30分〜18時(OS17時30分) |
休業日 | 土・日曜、祝日 |
席 | 10席 |
駐車場 | 3台 |