名代肥後そば 政木屋・中央区新町│明治6年創業の老舗そば店でいただける名物「運そば」は必食!

かつて城下町として栄えた新町エリア。このエリアには様々なジャンルの飲食店があります。
そして、城下町として栄えていたことから、老舗店もいくつか存在します。
今回紹介する「名代肥後そば 政木屋(まさきや)」も老舗の一つ。熊本県産そば粉を使った肥後そばを味わえるお店です。
今回は政木屋で、熊本らしい、運気もアップしそうなそばを食べてきましたので、ご紹介します!
市電通り沿いにある新町電停近くの老舗そば屋
政木屋は、中央区新町1丁目にあります。市電通り沿いにあり、「新町」電停より歩いて3分ほどです。


熊本市電B系統にある新町電停。ここから北方向に歩いて行きます。


市電の線路に沿って歩いて行きます。


しばらく歩いて行くと、店名が書かれた建物が見えてきます。


政木屋は、明治6年(1873)年創業の老舗そば店です。現在の店主は五代目になるそうです。
お店はずっとこの場所にありますが、市電の敷設と道路拡張で、お店の広さは以前に比べて半分ほどになったそうです。


駐車場はお店の前の道路を入ってすぐのところにあります。


駐車場には立て看板が設置されているので、これを目印にするといいでしょう。全部で7台停められます。
タイムスリップしたかのような歴史を感じる店内


老舗店ということで、店内からも歴史を感じます。木のぬくもりも感じられます。


昔ながらのメニューも掲げられていて、懐かしさを感じます。
席はテーブル席とお座敷席があります。


テーブル席は、2人掛けと4人掛けがあります。


お座敷席は、4人掛けのテーブルが4卓。席数は全部で30席となっています。
種類豊富なそばメニュー
政木屋のメニューには、いろいろな種類のそばが並びます。


定番のざるそば、かけそばをはじめ、様々なトッピングのそばを提供しています。卵でとじたそばは、ちょっと珍しいですね。


親子丼やカツ丼などご飯ものもありますよ。
運気アップ⁉な熊本ならではのおそば
今回は数あるメニューの中から、こちらを食べました。


「運そば」(1200円)です。
運そばは、年越しそばをこのように呼んでいたそう。それを一般メニューとして提供しています。
運そばには熊本ならではの馬肉がトッピング。そして、大きな海老天も!
写真にあるように馬が厄を蹴飛ばして、海老でめでたい(鯛)を釣るという、縁起の良いそばです。


たっぷりとトッピングされた馬肉の上に、海老天がドンとのっています。見るからにおいしそう~♪


馬肉を使ったそばを出しているのは、このお店を入れて2店舗しかないそう。とても貴重なそばです。
では、いただきます!


まずは麺から。政木屋のそばは、阿蘇産、菊池産のそば粉を使った二八そばです。
そして、店名にある「名代肥後そば」は、麺の色が少し黒いのが特徴。
これはそばの殻も入っているからだそう。東京のそば(更科そばなど)は、蕎麦の実の中心部だけ使っているため、麺が白いのが特徴ですが、このそばと区別するため、「肥後そば」として提供しています。
口にいれるとそば本来の風味が感じられます。コシのある食感です。


つゆは、昆布、削り節で出汁を取り、醤油、砂糖、そして熊本特産の赤酒を使って味付けされています。出汁のうま味と、甘辛く濃厚な味わいを感じるつゆです。


海老天は大きく、持ち上げるとずっしりとした重さを感じます。
衣はサクッと、身の部分はプリプリとした食感。サイズが大きいのも嬉しいですね。


甘辛く煮込んだ馬肉は、弾力のある食感。食べ応えがあります。
全体的な量も多いので、しっかりお腹を満たせます。お腹を満たして、運気アップもできそうです!
新町エリアに1店舗しかない熊本県産そば店
新町エリアは城下町であったため、そば屋も昔はたくさんあったそうです。
しかし、現在は政木屋1店舗のみとなっています。新町エリアで熊本県産そばを食べられる貴重なお店です。
熊本ならではの馬肉を使った「運そば」は特におすすめ。馬肉を使ったそばを食べられるお店はほとんどないため、ぜひ味わってほしい一品です。
その他にもいろんな種類のそばがあるので、肥後そばを味わいにぜひ立ち寄ってみてください!
名代肥後そば 政木屋
住所 | 熊本市中央区新町1ー9-12 |
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TEL | 096-356-1944 |
営業時間 | 11時~15時、17時~19時30分 |
休業日 | 水曜 |
席 | 30席 |
駐車場 | 7台 |



