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「スタバでも割り勘?」は時代遅れ【荒木直美の婚喝百景】

イラスト/もりのともしび

第45景

毎月、6~7件の婚活現場に立つ私ですが、出会いを提供するだけでなく、婚活におけるマナーやベストパートナーと巡りあうための必勝法やトリセツもレクチャーしています。

参加者の年齢は30代が主流で令和版の常識を分かった上で参加する人もいますが、中には昭和や平成時代の古い恋愛価値観を抱えたまま参加する人もいて、そんな方には婚活を最新バージョンにアップデートすることをおススメしています。

例えば、デートに進展した際の割り勘問題。昔は「男性が出すのが当たり前」だったかもしれませんが、今は違います。私は「交際がスタートするまでは割り勘にした方がいいよ。その方がお互い貸し借りがなく対等だから。その後、交際に進むか進まないかを検討し、スタートしたらどっちが出してもいい。2人で好きにすればいい」とアドバイスしています。

しかし、この話を聞いた参加女性から「え? 割り勘なの? スタバでも…?」と質問がありました。私の返答は「もちろんスタバでも!!」です。令和時代の結婚生活は「共家事」がキーワード。男性にもどんどん育児や家事に参加してもらい共働きで子育てする夫婦が主流です。なのに、「家事はやってもらうが、デート代は男性が出すべき」って、何それ? おかしいでしょう? 男性におごってもらう気満々の昭和的な価値観を持ったままでは結婚にたどり着けません。婚活でモテる女性は経済的にも精神的にも自立していて割り勘も当たり前です。

男性から見ると「付き合う女性」と「結婚する女性」は違うそうで、経済観念がしっかりした人でないと結婚相手として選べないと言っています。妻になる人は資産を共有する共同経営者のようなもの。夫におんぶに抱っこで「養ってもらう気満々の女性」はこれからの時代なかなか選ばれないのです。都合のいい昔の価値観にしがみつき、古くズレた感覚で相手選びをしていたらGOTO未婚マーケット。厳しいことを言うようですが、上から目線にならぬよう、土俵上での対等意識を持つことが令和婚活では大切なのです。

恋愛の価値観をアップデートすべし 養ってもらう気満々は選ばれない!!

PROFILE
荒木直美

あらき・なおみ 婚活コーディネーターとして、約2000組のカップルを誕生させた実績を持つ。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーする、オリジナルの婚「喝」語録が話題に。テレビやラジオでも活躍する主婦タレント。

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

婚活コーディネーターとして、これまで誕生させたカップルは2000組以上。婚活の心構えやカップルになるための必勝法をレクチャーし、オリジナルの婚「喝」語録が話題になり、メディアでも多数取り上げられている。

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