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子どもの入学を機に退職予定 将来的に家計は大丈夫?【家計簿チェック】

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 子どもの入学を機に退職予定 将来的に家計は大丈夫?

来年、長女が小学校に入学するのに合わせて退職を考えています。勤め続ける方が経済的には安定すると思いますが、子どもとの時間などを大事にしたいです。住居は親族のマンションを借りていますが、自己資金でリフォームを行いました。代金1250万円を支払うため、貯蓄が大きく減ります。

辞めた場合の退職金は300万円ぐらいになりそうです。退職後はパートから始め、子どもが中学生くらいになったら再びフルタイムで働きたいと考えています。将来的に家計は大丈夫でしょうか。

A. 保険や生活費の見直しを節約できれば問題なし

みーちゃんさんがおっしゃる通り、今のまま勤め続ければ家計的には問題はありません。

それでは、来年37歳で退職して、年収102万円のパートタイムで働き、44歳(次女中学入学時)から再び今と同じ収入で働いたと仮定してみます。この場合、88歳まで貯蓄が尽きることはないため、ほとんど問題はありません。ただし、44歳でフルタイムの仕事がうまく見つかるかどうか分かりませんので、仮にパートタイムのまま60歳まで働くケースも考えてみます。その場合、50歳で貯蓄が底を突いてしまいます。

そこで、まずドル建て終身保険の見直しをお勧めします。お聞きしたところ、こちらの保険に毎月おおよそ1万円の保険料をお支払いとのことでした。この保険は貯蓄性を重視した内容のため、直近で資金が必要な場合に間に合いません。加えて、為替の影響を受けるので、円安の今は、少々リスクが大きいと思います。そこでこちらを解約することをお勧めします。さらに、年間で50万円お使いの被服費を10万円下げ、また、退職すれば生活費をもう少し落とせるとのことでしたので、食費や教養娯楽費の中からあと1万円節約できないでしょうか。

以上を実行すれば、たとえ44歳でフルタイムに復帰しなくても、家計的に問題はないと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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