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毎月の家計が大赤字 どう節約したらよい?【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 毎月の家計が大赤字 どう節約したらよい?

昨年、子どもが誕生。妻は出産を機に退職したため、現在の収入は私の給与のみです。

育児にお金がかかり、毎月の家計は大きく赤字です。貯蓄を取り崩してしのいでいますが、このままでは底を突いてしまいます。節約しなければと思うものの、何をいくらまでに抑えるべきか見当が付きません。

家賃の安い所へ引っ越しも考えましたが、通勤費用や時間との兼ね合いで思い切れません。奨学金の返済も10年以上続きます。いずれ妻もパートで働くことを考えていますが、今すぐは難しい状況です。

A. このままでは貯蓄ゼロに まずは月5万円の節約を

積み立て分を除いた実質的な赤字額は年間約115万円。このままでは、今ある貯蓄は2年もたたないうちに底を突くことになりそうです。すぐに完全な黒字化を目指すのは負担が大き過ぎますが、最低でも妻のパート収入が期待できるようになるまでは貯蓄が持つよう対策を講じる必要があるでしょう。まずは、月5万円の節約を目指しませんか。そうすると、貯蓄の寿命を2年延ばすことができます。

そのための最初の取り組みは生命保険の見直しです。本当に必要な保障のみに絞って加入すれば、20代のご夫婦ですから、保険料は5000円程度まで抑えることが可能です。また、電気の契約アンペア数や携帯電話会社の変更も視野に入れ、ここでも1万円の削減を目指しましょう。

あと2万5000円は、食費と日用品費、被服費から削り出します。現在、合わせて8万5000円のところ6万円を目標に。うちオムツ代など固定的な金額になる分を除き、残りを4で割ると1週間で使える金額が求められます。節約は、やみくもに「できるだけ使わないように」と心掛けてもうまくいきません。使える金額を把握して、それを守るようにしてください。

少々厳しめのお話になってしまいましたが、工夫の余地は十分にあります。まずは今を乗り切ることを最優先に考えましょう。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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