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出産控え、マイホームの取得時期に悩む… 今後の貯蓄方法と併せアドバイスを!【家計簿チェック】

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.出産控え、マイホームの取得時期に悩む… 今後の貯蓄方法と併せアドバイスを!

結婚して2年目で、現在第一子を妊娠中です。マイホームの取得を目指して貯蓄を頑張っているところですが、来年3月に出産を控えているため、どのタイミングで購入すべきか迷っています。出産後、ライフイベントがある程度確定してからの方がよいでしょうか。

また、資産形成に興味があり、貯蓄から少しずつ運用に回そうかと考えています。加えて、保険も見直した方がいいか判断しかねているところです。

これからの貯蓄方法についてもアドバイスください。

A.住宅取得は第一子が1歳以降に 生命保険の見直しで家計改善を

来年2月から育休に入られるとのこと。収入も減り、ご夫婦共に出産・育児で時間的余裕もないかもしれません。住宅の取得はライフプランを考えて、早くてもお子さまが1歳になってからでよいのではないでしょうか。

仮に、もも子さんが33歳時点で5000万円の家を全額住宅ローン(金利1.0%)で購入すると、60歳時点で4800万円ほどの貯蓄になると予想されます。ただし、第二子も考えておられるのであれば、もう少し余裕を持たせたいところです。

そこで、家計改善への取り組みですが、気になるのは生命保険です。もも子さんが加入されている60歳満期養老保険は、満期保険金が元本割れしています。別に積み立て用の保険もお持ちですが、こちらも利回り0・5%程度で、貯蓄としては物足りないです。これらの保険を思い切って見直してはいかがでしょう。ご主人の保険は詳細が分かりませんが、遺族年金などを考えると、住宅購入後は死亡保障1000万円程度の掛け捨て保険でよいのではないでしょうか。

以上から保険料を月2万円ほど節約し、ひと月当たり10万円をNISAなどの口座で年利回り3%を目標に運用してはいかがでしょう。そうすると、子ども1人の場合、60歳時点の貯蓄は6700万円ほどになる可能性があります。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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