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高額な住宅ローンの返済に不安が… 堅固な家計を築くためアドバイスを【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.高額な住宅ローンの返済に不安が… 堅固な家計を築くためアドバイスを

マイホームを購入しました。夏から月々17万円、35年の住宅ローン返済が始まります。高額のため、これから子どもを希望していることなどを考えると、お金で苦労しないかとても心配です。

絞れるところは極力絞った家計だと思っていますが、他に見直すところはないでしょうか。

資産運用は、投資信託のほか個別株式への投資にも取り組んでおり、年15万円ほどの配当収入があります。堅固な家計を築くため、支出面、資産バランスなどについてアドバイスをお願いします。

A.堅固な家計運営は既に形に 将来の収支予想にも取り組んで

収支表を基に年間黒字額を計算したところ、NISAによる積み立て分を含めおよそ370万円との計算になりました。堅固な家計運営は既に形になっている印象です。

夏から始まる住宅ローンについては、かなり研究して決断されたのですね。今は40年、50年といった超長期ローンもありますので、そうしたもので毎月の返済負担を軽くする選択もありましたが、金利面での優位性を優先したとのこと。現在の家賃負担との差額と固定資産税で、住まいに対して年約100万円の支出増が見込まれますが、黒字額から見ても、安定して返済していかれることでしょう。

これからお子さんをご希望ですね。産休や育休、時短勤務など一定期間の収入減も考えなければなりませんが、その影響も限定的でしょう。一時的に預貯金残高の伸びが鈍る時期はあるはずですが、その間もNISA積み立ては着々と継続できると思います。

資産運用について、お金を守り、殖やすことへの取り組みは既にバランス良くできていますね。今後の取り組みとしてお勧めしたいのは、将来のライフイベントに必要な支出計画と、それらに連動した資産残高の推移を想定、定期的に見直していくことです。家計の未来予想図である「キャッシュフロー表」を作成してみることで、さらに見通しが立つと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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