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教育費などがかさみ貯蓄が増えない 50歳で退職したいが、家計は大丈夫?【家計簿チェック】

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Q.教育費などがかさみ貯蓄が増えない 50歳で退職したいが、家計は大丈夫?

いちご狩りさんの家族/益城町在住

子どもが小さいうちは貯蓄できていましたが、最近は、子どもの教育費のほか、自分や家族の出費が増え、節約できていません。そのため、貯蓄があまり増えていないのが現状です。

家は持ち家で、住宅ローンは夫の分があと13年残っています。保険は、がん保険と夫の会社の団体保険で医療と死亡保障に入っています。さらに毎月、iDeCo、NISAで積み立てをしています。

可能であれば、私は50歳時点で仕事を辞めたいと考えていますが、家計的にやっていけるでしょうか。

A.将来的に貯蓄が尽きる可能性も 節約や資産運用などを検討して

まずは、いちご狩りさんが60歳まで今の仕事を続けた場合を考えます。そうすると、第3子が大学に入学する10年後、貯蓄が100万円を切るぐらいギリギリになると思いますが、65歳時点では5000万円近い貯蓄額になり、老後資金は心配ないでしょう。しかし、50歳で仕事を辞められるのであれば、65歳時点で約2200万円の貯蓄になり、80歳になる頃には貯蓄が尽きてしまうかもしれません。

そこで、3つの提案をします。1つ目は、ネットショッピングなどの節約です。購入の内訳を確認しましょう。その中に買わなくてもよかったものはないでしょうか。もしそこで、1万円減らすことができれば、10年後の貯蓄は約200万円になると思います。これで教育費の心配はかなり解消されます。

2番目が資産の運用方法です。NISAでの運用をされているのでしたら、5%程度の運用率を目指してみてはいかがでしょうか。そうすることで、老後資金は90歳まで尽きないと思います。運用率が5%を下回ることがあれば、その分だけ就労期間を延ばし、逆に想定以上の運用率であれば、早めの退職を考えられるとよいと思います。

最後に保険ですが、死亡保障が1500万円とのこと。家計を支える50歳までは、あと500万円程度増やしてはいかがでしょうか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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