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現在育休中で、新築戸建てを購入予定 子どもが増えた場合、家計は大丈夫?【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q.現在育休中で、新築戸建てを購入予定 子どもが増えた場合、家計は大丈夫?

現在育休中で、来年職場復帰する予定です。それまでは手取りが少なく、毎月の貯蓄が思うようにできません。

近々、新築の戸建てを購入したいと考えています。予算は5000万円以内ですが、6000万円近くになるかもしれません。夫の父から、贈与税の特例を使って1000万円の贈与を受けることができそうで、購入は可能だと思いますが、購入後の家計が大丈夫なのか心配です。

また、子どもをもう一人授かった場合、出費が増え、さらに家計が厳しくなるのではと不安に感じています。

A.現状のままでも大丈夫だが不安も 保険を見直し余剰資金の運用を

来年職場復帰したとして、家を購入しない場合でキャッシュフロー表を作成してみると、ぷりんさんが65歳の時点で6000万円程度の貯蓄ができると思います。

次に、6000万円の住宅を5000万円のローンを組んで取得した場合で考えます。住宅ローンは、変動金利で当初は0・5%、3年後から1%に上がったと仮定して計算します。そうすると、65歳の時点で貯蓄は3800万円まで下がります。

さらに、お子さんを来年もう一人授かったとすると、65歳時点の貯蓄は2500万円まで下がります。

以上から現状のままでも大丈夫そうですが、少々不安があります。そこで、2つ提案したいと思います。

まず、生命保険について。現在ご主人が加入されている保険は、貯蓄重視の外貨建て変額保険ということで、円安の今、保険料負担が大きいのではないでしょうか。ここは思い切って解約し、1000万円程度の掛け捨ての保険に加入されてはいかがでしょう。保険料を7500円ほど下げることができると思います。

さらに、余裕があるうちに、資金をNISAやiDeCoでの運用に回されてはいかがでしょうか。仮に、毎年50万円だけ3%で運用すると、先の保険の見直しと合わせ、65歳時点で3400万円の貯蓄の達成も可能かと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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