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住宅関連の出費が多く毎月赤字に 改善方法が分からず将来が不安…【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

ママさんの家族の家計簿

Q. 住宅関連の出費が多く毎月赤字に 改善方法が分からず将来が不安…

住宅関連の費用がかさみ毎月赤字です。自分なりに家計を見直してみても改善方法が分からず、将来が不安です。

また現在、第2子を希望して不妊治療中のため医療費が高額です。近々、第1子の歯科矯正も考えており、50万円ほどかかるそうです。

教育資金は、児童手当を全て子ども名義の口座に貯蓄しているほか、18歳で160万円を受け取れる学資保険に入っています。生命保険は収支表記載分とは別に、夫の給与から天引きされている分もありますが、正直、金額も内容も全く把握できていません。

A. 住宅関連費用はこのまま返済を 生命保険料などを見直しては

まずは住宅関連費用について。住宅ローンが月々返済のみであること、太陽光ローンが別建てであることが負担感に影響しているようです。とはいえ、ここに手を加えるのは今のところ現実的ではありません。コツコツと返済を続けることを前提に家計を組み立てるしかなさそうです。

支出費目の見直しで、最初に目を向けたいのは生命保険料です。収支表に記載の分だけで年間約83万円あり、夫の給与天引き分まで合わせると100万円を超えている可能性が高いのでは。学資保険や個人年金も含めた金額とはいえ、内容が分からないまま支出するには高額過ぎますね。急ぎ、内容を正確に把握する必要があると思います。

そもそも、住宅ローン返済中の共働きサラリーマンにとって、生命保険の必要保障額(死亡保障)はそれほど高くありません。公的年金や健康保険の給付と、団体信用生命保険、その他の家計資源を踏まえて保障設計すれば、保険料はご夫婦で月1万円程度に収まるはず。貯蓄目的の分も、継続すべき内容かどうか見極めたいところです。返戻率で表面的に見るのは判断を誤るもと。複利率で分析できるプロに相談しましょう。

収支表上は黒字に見えますが、実際は「毎月赤字」とのこと。医療費など急な出費もあるようです。今一度、把握・集計し直してみませんか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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