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教育・老後資金確保が悩みのタネ 貯蓄や投資についてアドバイスを【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 教育・老後資金確保が悩みのタネ 貯蓄や投資についてアドバイスを

子どもを授かったのが遅かったため、これからの教育資金をどうするか考えています。県外の私立大学への進学も視野に入れています。

一方で、年齢的に老後資金も考える必要があり、貯蓄を見直し始めました。現在、貯蓄の大部分を預金に回しており、最近「つみたてNISA」を始めました。将来的な家計を考えて、もう少し投資信託を増やした方がよいでしょうか。また、普通預金と定期預金の割合はどのくらいがよいか知りたいのと、他におすすめの金融商品があれば教えてください。

A. 預金比率を下げ国債を検討しては iDeCoの利用もおすすめ

まず教育資金について。高校まで県内の公立で、大学は県外の私立文系に進学したと仮定し計算してみます。すると、お子さんが大学を卒業される時点で家計が黒字のため、貯蓄は尽きません。しかし、この時点でご主人は65歳。もし収入が年金だけになるようだと、この年から収支が赤字になります。その5年後にティファニーさんが65歳になり、こちらも年金生活になられると、さらに収入が減ります。65歳からの基本生活費を仮に20万円で計算すると、ティファニーさんが84歳の時点で貯蓄が尽きてしまう可能性があります。

家計の改善を図る必要がありますが、現状、生活費に大きな無駄は見当たりません。そこで、資産運用を考えてみましょう。

例えば、今後入ってくる家計収支のプラス分の4割(月5~6万円が目安)を年利2%程度で運用していくと、資産寿命が87歳まで延びます。現在、多くの銀行の定期預金では金利が0.002%程度と思われるため預金の比率を下げ、個人向け国債(変動10年)にしてみるのはいかがでしょうか。最低0.05%が適用され、原則として元本割れしません。また、今後金利が上昇した場合、さらに金利が上がる可能性があります。その他、節税しながら運用できるiDeCoの利用も検討に値すると思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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