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子どもの教育費が準備できるか不安… 家計改善に向けてアドバイスを【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 子どもの教育費が準備できるか不安… 家計改善に向けてアドバイスを

夫と母、子ども2人の5人家族で実家暮らしです。子どもが成長するにつれ、教育費の準備に不安を感じています。

夫の収入・支出は、財布が別なのでおおよその金額しか分からず、貯蓄もほとんどないようなので、主に私の分を計上しています。

食費として毎月3万円を母に支払っています。住居費は駐車場代、ローン返済は車2台と奨学金です。保険は夫の付き合いで入っており、見直すべきではと思っています。夫と足並みをそろえて家計管理をするためにアドバイスを頂ければ幸いです。

A. 家計改善へ毎月の支出削減を 保険は必要なものだけに絞って

頂いた家計の情報によると、年間収支はマイナスですね。キャッシュフロー分析をすると、現状のままいけば、およそ7年後に貯蓄が尽きると思われます。また、教育費が最もかかる20年後には資産がマイナス1000万円程度になると予想されます。

家計改善のためには、毎月の支出を4万円削減する必要があります。まずは日用品費。小さなお子さんがいらっしゃるので、おむつ代などがかかると思いますが、ここから1万5000円の削減は可能でしょうか。また、通信費はスマホ代がメインだと思いますが、料金の見直しで5000円の削減を提案します。

次に、すぐには対応ができないと思いますが、車の支払いについてです。現在、1台目のローンが毎月4万7000円とのこと。次の買い替えを9年後として、ローンを300万円(金利2・4%、7年返済で計算)にされると月々8000円ほど下げられます。もし可能であれば、車はローンなしでの購入をおすすめします。

最後に保険について。ご主人の仕事上のお付き合いで加入されているそうですが、家計を圧迫しており、見直しをおすすめします。ただ、貯蓄もまだ十分ではありませんので、当面掛け捨て保険でお2人の死亡保障を500万円程度確保するものがよいと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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