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切開せずに「ワキガ・多汗症」を改善 日常生活にもすぐに戻れる“切らない治療”【メディカル百科】

共立美容外科 熊本院 院長 島田 茂孝氏
共立美容外科 熊本院
院長 島田 茂孝氏

目次

美容外科編

メスを使わず入院もしなくていい“切らない治療”。心身の負担が比較的少ないため多くの患者さんに選ばれています。ワキガ・多汗症の治療法について話を聞きました。

─“切らない治療”が多くの患者さんに選ばれている大きな理由は。

メスを使わないため体への負担が小さいという点です。切開手術に比べ回復に要する期間も短く、傷痕も残りにくいなどの身体的メリットに加え、入院の必要もないため周囲に知られにくい、激しい運動を避ければ日常生活にもすぐに戻れるといった精神的利点もあります。さまざまな治療法がある中、“切らない治療”は主流と言えるでしょう。

─ワキガや多汗症は、手術をせずにどのように改善できますか。

脇汗を減らすには、超音波とマイクロ波を当ててエクリン汗腺の働きを抑える方法(自由診療/36万7400円)が効果的です。しかし、黄ばみやワキガの原因となるアポクリン汗腺にはあまり効果を期待できません。一般的なワキガ治療では、剪除法という切開して直接アポクリン汗腺を切除する方法がありますが、皮膚の血流が悪くなり、傷痕も目立ちやすく、安静期間も長くなります。当院では、切らずに数ミリの穴からアポクリン汗腺を摘出するローラクランプ法(自由診療/30万8000円〜44万円)を超音波治療と組み合わせて行っています。施術時間は両ワキで約60分です。

─寒いこの時季でもワキガや多汗症の悩みは寄せられますか。

脇汗の悩みで来院される方は年間を通して多いです。また今だからこそ春に向けて治療を終えたいと相談に来られるケースも少なくありません。治療法の詳細については専門医にお尋ねください。

共立美容外科 熊本院

住所熊本市中央区水道町5‐21 コスギ不動産水道町ビル5F
TEL096-323-8021
ホームページhttps://www.ku-kyoritsu.com/
診療時間10時~19時(完全予約制・土・日曜、祝日も平常診察)
休診年中無休
フリーダイヤル0120・177・340
※麻酔科および妊婦健診は予約制です ※手術や分娩によっては診療時間が変更になる場合があります

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

共立美容外科 熊本院 院長 島田 茂孝氏

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