日帰りで「たるみ・ほうれい線」を改善 日常生活にすぐに戻れる“切らない治療”【メディカル百科】
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美容外科編
メスを使わず入院もしなくていい“切らない治療”。心身の負担が少ないため、多くの患者さんに選ばれているそうです。今回はフェイスラインや目元のたるみ、ほうれい線の切らない治療法について聞きました。
─たるみ・ほうれい線など第一印象を決めかねない悩みでも、手術となると抵抗がある人が多いようです。
メスを使わず、主に糸や注射で症状を改善する“切らない治療”があります。切開手術に比べると、体の回復期間(ダウンタイム)が短い、傷痕が残りにくいといった身体的利点に加え、入院する必要がないため周囲に知られにくい、日常生活にもすぐに戻ることができるなど精神的負担も少ないため、近年は美容医療で一般的に用いられている治療法です。
─どのようにして、切らずに改善しますか。
頰のたるみには、たるんだ組織を引き上げる糸リフトが有効です。糸リフトには1年半経過してから吸収される糸を使い、皮膚の内側からたるみを引き上げます。糸は吸収された後もコラーゲンに置き換わり、たるみを引き上げ続けるため吸収された後も効果が続きます。ほうれい線に対してはヒアルロン酸を注射してくぼみを持ち上げて改善します。
─目元のたるみにも有効ですか。
はい、上まぶたのたるみは糸を使う埋没法で二重のラインを引き上げます。上まぶたが持ち上がると見た目の印象も大きく変わり、若々しい印象になります。下まぶたにはヒアルロン酸を注射してたるみを改善します。いずれも翌日からお化粧をすることも可能です。体への負担や日常生活への影響に不安がある方には、手術をしない“切らない治療”を勧めています。一人で思い悩まず、まずは専門医のカウンセリングを受け、自分に合った治療法を選びましょう。
共立美容外科 熊本院
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