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情報化社会の今こそボードゲームを!【熊大生のイマドキヒマドキ】

熊本の旬な情報を発信している熊本大学「Kumarism(クマリズム)」のメンバーが、大学生ならではの偏った目線でモノコトを熱く語ります!

Hiroto

ゲームとカフェ巡りを愛する工学部1年生。ゲームの実力では先輩に勝てないのでサイコロの出目の運だけで勝っています。

目次

ボードゲームの虜になりました

大学入学後、いろいろなサークルや授業に参加して、趣味や知識が増え自分の世界が広がりました。珈琲の入れ方を知ったり、初めて「哲学」というものに触れたり…。

最近はその中でも、リアルな世界で人の輪を広げることができるボードゲームに夢中になっています。

ボードゲームとの出会い

ボードゲームの種類はたくさん。自分の好きなものを探せます

僕は今年の4月に大学に入学しました。

大学では新入生のためのイベントがたくさんあり、そこでできた友人が「TRPG」に興味を持っていました。

TRPGというのは、みんなでテーブルを囲んで会話しながらストーリーを進めていくゲームのことです。

大学でTRPGができるサークルを探す中で、「LION」というTRPGやボードゲームを行うサークルの存在を知り、新入生歓迎会に参加しました。

その中でボードゲームをやってみると、とても楽しく、種類が多いので飽きることもなく、今では毎週参加しています。

ボードゲームの魅力とイチオシゲーム

僕が感じているボードゲームの魅力を具体的なゲームと併せて紹介します。

【魅力1】あふれる臨場感

ボードゲームの魅力のひとつは、臨場感たっぷりで楽しめることです。

実際に自分の手で駒を動かしたり、ゲームの全体像を立体的に自分の目で見たりすることによって、ゲームの世界にのめり込めます。

相手の表情や場全体を見ながらの駆け引きが面白い「TIGER&DRAGON」

 例えば「TIGER&DRAGON」というゲーム。

サイズは辞典くらい。少し重めのゲームだけど十分持ち運べます

これは1から8までの数字が書かれた牌があり、自分の牌をすべて出せば勝ちというシンプルなゲームです。

相手の表情や場全体を見ながら、自分の牌の中のどれを出すのかを考えなければならず、これが意外と難しくていつの間にかのめりこんでいます。

ルールはトランプを使ったゲームである大富豪と少し似ています。

2~5人で遊べます。どの牌が何点になるかは8種類の得点表のうちどれを使うかによって変わるため飽きません

攻めと受けのターンがあり、受ける時には攻め側が出した牌と同じ数字の牌しか出せません

同じ数字の牌を出すことができたら次はその人が攻めになります。

同じ牌を持っていないときはパスとなり、全員がパスだった場合はそのまま攻めが続きます。

また、勝ちは勝ちでも最後の受けで出した牌によって得点が変わります

さらに奥義牌という、奇数の牌または偶数の牌のどちらかをすべて受けられるけれど残しても得点にならないという牌もあります。

どの牌で攻めて、どの牌で受けて、どの牌を残すか。シンプルながら奥深いゲームです。

見た目は麻雀にも似ていますが、ゲームのルールは麻雀とは全く異なり、覚える要素も少なく、一度遊べば理解できるくらいの簡単なルールなので気軽に遊べます。

【魅力2】人の輪が広がる

ボードゲームの魅力は他にもあります。ボードゲームは実際に会って対面で遊ぶので、会話が盛り上がりやすかったり、ゲームを進める中で相手の人となりを知れて仲良くなったりすることができます。

自然と会話が弾む「教祖爆誕 たった今くだった神託で君を救うよ。」

サイズは分厚い文庫本くらい。小さいバッグでも持ち運べます

例えば「教祖爆誕 たった今くだった神託で君を救うよ。」というゲーム。

ランダムな単語をつなげて神託を作るゲームです。3人以上で遊ぶゲームで、1人は親となります。

親以外が作った神託を親が比べて一番心に響いた神託を作った人に得点が入ります

その後、親を別の人と交代して同じ事を繰り返します。最終的に一番得点が高い人の勝利です。

「大いなる筋肉を信じなさい」など、おかしな神託がたくさんできておもしろいです

単語が書かれたカードはたくさんあり、その中から7枚ひきそれらを組み合わせて神託を作ります。

単語は「AI」や「の波動を感じなさい」などかなり幅広くあり、いろいろな神託を作ることができます。

自然と会話や笑いが生まれるので、一緒に遊んだ人と仲良くなるのがとても早いです。

【魅力3】「始まる前」や「終わった後」の会話が生まれやすい

そしてゲーム中だけでなく、「始まる前」や「終わった後」の会話が生まれやすいというのも魅力のひとつです。

オンラインゲームでできた友人は、会うのも一苦労という場合が多いですが、ボードゲームは対面で遊ぶのでゲーム中以外でも一緒にいる時間ができます

僕が入っているサークルでは活動が終わった後にみんなでご飯を食べに行くことがあり、趣味を共有していることや大学が同じということもあって自然と会話が弾みます。

ボードゲームのおかげで数カ月で他学部の友人をつくったり、同じ学科の先輩と仲良くなって大学生活のアドバイスをもらったりすることができました。

ゲーム中にできた繋がりがゲーム外で深くなることも多いです。

まとめ:本格的にボードゲームの世界へ…

ボードゲームには、今回紹介したゲーム以外にも、モンスターを倒すゲームや自分の領土を拡大するゲームなどさまざまな種類があり、飽きることなく楽しめます。

ボードゲームの購入に10万円以上かけている先輩もいるとか…

今ではサークルに参加することが、授業がある日の唯一の楽しみです。

しかし、今はまだ自分のボードゲームは持っておらず、先輩たちのボードゲームで楽しんでいる状態です。

夏休みを機に自分でもボードゲームを探し、購入し、本格的にボードゲームの世界に足を踏み入れようと思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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