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婚活会場に「推し活」は持ち込みNG【荒木直美の婚活コラム「婚喝百景」75】

イラスト/もりのともしび

目次

異性の「推し」は前面に出し過ぎない

婚活において、「譲れない条件がある場合は早めに打ち明けたほうがいい」とアドバイスしています。
何度かデートを重ねて切り出された話に驚き、交際が終わったケースを見てきているからです。

先日の婚活イベント事前セミナーでこのことを話すと、参加していた30代女性が私に声をかけてきました。

荒木さん聞いてください。私、推し(好きな男性歌手)がいて♡
応援活動を理解してくれる男性を探しにきたんです!

もちろん趣味は自由だし、推し活が悪いわけではないので「自分のライフスタイルを説明するのは大事だし、あとになってそれが問題で別れるより、最初にはっきりさせておきましょう」と伝えました。
男性参加者もキャンプやバイクなどの趣味に熱中する話をするわけですし、お互いが大事にしているものの話は早めに話すほうがいいと思っています。

ただ、そんな前置きで始まった自己紹介では、思った以上に推しの話が満載でした。
スマホで推しの写真を見せたり、活動報告(年に何回くらい追っかけているか、グッズにどのくらいのお金を使ってるか)や彼の魅力アピールが続きました。
いやいや、自分の紹介しないで推しのセールスしちゃダメでしょ‼
男性たちは「あ、そ、そうなんですね」と顔が引きつっていました。

誰かを応援することは悪いことではありませんが、婚活現場では残念ながら別の異性の話はなかなか受け入れられません。
なぜかというと、結婚活動は一緒に生きていきたい「愛する人」を見つける活動だからです。
なのに「別に好きな人がいますけれど、あくまで憧れなので理解してください」と言われても、相手はやるせない感情になるだけなのです。

かくいう私もBTSが大好きで推し活してますが、それを夫にアピールすることはありません。
夫のいないところでこっそり目をハートにしています。

推し活はそのままでいいので、前面に出し過ぎず上手にやることをおすすめします。
ぜひ交際したいと思える相手に出会えた時には「あなただけよ」という気持ちを大事にしてほしいと思います。

推しはあくまで二番手。本命探しには封印がベスト

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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