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丈夫で味わいある雰囲気 便箋や封筒、名刺と用途多彩

和紙(260mm×350mm、500円~)

見つけた! くまもと手づくりCollection

ライター直が見つけた、風土や歴史の中で生まれ、伝統を守り続けている工芸品や、“今”を感じさせる手づくり品などを紹介していきます。 (随時掲載)

#063 宮地手漉き和紙/八代市

八代市宮地地区に江戸時代から伝わる「宮地手漉(てす)き和紙」。町を流れる中宮川のきれいで豊かな水を利用しており、明治の初めには100人以上の職人がいました。現在は、この地に技術を伝えたとされる矢壁新左衛門の子孫・矢壁政幸さんが唯一、伝えています。

原料は裏山で育てたコウゾやミツマタ。その皮を煮て柔らかくし、機械で細かくした繊維を水に混ぜ、竹箕(たけみす)を張った桁(けた)で、上下左右に揺らしながら水の中からすくい取ります。この流し漉きの技法で、厚さ1ミリ以下の和紙に仕上げていきます。

温かみのある質感と色合い、しかもとても丈夫。水玉やマーブルのような楽しい模様も手掛けます。便箋や封筒、名刺などの他、パネルに入れて飾ってもすてきです。

【取材先】

矢壁政幸さん(八代市妙見町2473‐1)

お問い合わせ

矢壁政幸さん

住所八代市妙見町2473‐1
TEL0965-34-8332 (訪問前に要確認)
インスタグラムでも作品を紹介しています。

spice.kuma.tedukuricollectionで検索を。
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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

陶器大好き。窯元に出掛けて一目惚れしたお皿やカップを集めるのが楽しみ。スイーツも好きで自分でできる範囲で試作にも挑戦。英語も勉強中。