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【夏休み自由研究】親子で自由研究に挑戦!身近なものからSDGsを考えよう

親子で自由研究に挑戦! 身近なものからSDGsを考えよう

今年の夏休みは親子でSDGsを学べる自由研究に取り組んでみませんか。身近で、楽しく取り組めそうなテーマを「エコ村伝承館」の桜井良明さんに教えてもらいました。

目次

捨てられるものを活用して環境問題を考える

SDGsは地球と人々の暮らしをよりよくするための目標です。とはいえ、テーマがとても広く、「自分事として考えるのは難しい」という声も聞きます。そこで私たちは「環境問題を楽しく学ぶ」を合言葉に、身近なもの・ことを例にして分かりやすく学べる場を提供しています。その一つが、普段は捨てられるものを活用した、ものづくり体験学習です。今回はその中から「割り箸ゴム鉄砲」と「水引ストラップ」を紹介します。割り箸と水引を捨てずに活用することで、ごみ問題をはじめとするさまざまな課題を考える機会にしてください。

※「くまにちすぱいす」2022年7月7日掲載
※2023年7月19日更新

教えてくれたのは

桜井 良明さん
エコ村伝承館 代表
桜井 良明さん

エコ村伝承館は、県環境センター(水俣市)の「エコロジスト・リーダー養成講座」の修了生の有志で結成されたボランティア団体。主に小・中学生を対象に、環境学習や自然、廃棄物を材料にしたものづくり体験学習などの活動を行っています。

お問い合わせ

県環境センター

TEL0966-62-2000

おもちゃ&雑貨作りからごみ問題や日本の文化について学ぼう!

水引ストラップ

祝儀袋や正月飾りを捨てる前に、水引(飾りひも)を取り外しておきましょう。ビーズや金具などを付ければ、かわいい水引ストラップが完成!

用意するもの

・水引
・ストラップ金具
・ビーズ(お好みで)

POINT

ほどいた水引を「あわじ結び」にして、ビーズと組み合わせます。あわじ結びの作り方は、すぱいすのウェブサイトで紹介しています。

つながる学び

水引の意味や結び方を調べてみましょう。日本文化を学ぶ機会になります。また、捨てられてしまうものを活用することで、ごみ問題を考えるきっかけにも。


割り箸ゴム鉄砲

弁当などに付いている割り箸と輪ゴムを捨てずに材料にしましょう。きれいに洗った割り箸を組み合わせて、輪ゴムでぐるぐると巻けば、鉄砲の出来上がりです。

用意するもの

・割り箸
・輪ゴム

POINT

ゴム鉄砲は「絶対に人に向けないこと」が約束。的当てゲームなどで楽しく遊びましょう。子どもは自分で作ったおもちゃには愛着が湧くので、ものを大切にすることにもつながります。

つながる学び

割り箸ができる過程や、割り箸以外の使い捨て品がどのように作られて捨てられた後にどうなるのか、本やインターネットなどで調べることで、ごみ問題や森林伐採などについて学びを深めることができます。


※割り箸ゴム鉄砲・水引ストラップの詳しい作り方は、すぱいすのウェブサイトをご覧ください。


熊本博物館のウェブサイトにも自由研究のヒントがいっぱい!

熊本博物館(中央区古京町)は、熊本の歴史・文化・自然を学ぶ上で役に立つさまざまな情報をウェブサイトで発信中です。今回注目したのは、「自然観察・科学工作のススメ」ページ。気軽に家で取り組める自然観察や科学工作が紹介されています。また、「地質の日企画WEB版:生物の発展と危機」(解説:公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金)のページでは、地球と水の関係や熊本の地下水の仕組み、SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」につながる行動などが紹介されていますよ。チェックしてみて!

自然観察・科学工作のススメ

https://kumamoto-city-museum.jp/168/850

地質の日規格WEB版:生物の発展と危機

https://kumamoto-city-museum.jp/168/web/895/932

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

親子で自由研究に挑戦! 身近なものからSDGsを考えよう

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この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

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