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貯蓄に興味はあるが実行できない 独身の場合、どんな目標を立てればいい?【家計簿チェック】

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Q.貯蓄に興味はあるが実行できない 独身の場合、どんな目標を立てればいい?

Nさん(25)会社員/熊本市在住

最近転職しました。住居は賃貸住宅で、車を1台所有しています。自動車ローンは抱えていませんが、奨学金を返済しています。あまりお金を使わないため、収入の範囲内で生活できています。

貯蓄をすることに興味はありますが、なかなか実行できません。そこで、独身の場合、どのように目標を立てると貯蓄できるのかアドバイスを頂きたいです。

保険は、がん保険、医療保険、就業不能保険に加入。貯蓄型ではありません。また、毎月3万円を給与天引きで定期預金に積み立てています。

A.ライフイベント想定し貯蓄計画を 老後の備えは資産運用を検討して

毎月の貯蓄は現在、3万円の積立預金だけですが、それを除いても、計算上は38万円ほど年間でプラスになっています。もし、これをそのまま普通預金に入れたままにしておいても、60歳ごろには積立預金と合わせて2500万円程度はたまるでしょう。

しかし、この数字は今後ライフイベントが何も起きない場合です。そこで、Nさんが言われる通り、目標を立てて、もう少し積極的に貯蓄に取り組んでみましょう。

現状、1カ月あたり貯蓄に充てられる金額を積立預金以外で3万円とします。これを原資に、次のように計画を立ててみます。

貯蓄(1)として、2万円を使い、10年間ごとに250万円ためることを目標にします。これは、これから起こるかもしれないイベント(結婚や出産、転職など)に対応するためです。

貯蓄(2)として、残り1万円を使い、40年後を目標に1000万円をためます。こちらは、老後資金への備えです。貯蓄(1)は1%程度、貯蓄(2)は3.3%程度の運用ができれば目標額を達成できます。

貯蓄(2)は時間がありますので、少々リスクをとって運用してみてはいかがでしょうか。現在、休止されているNISA口座の中で準備するのもよいですし、貯蓄(2)の方は、iDeCoも向いていると思います。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

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