毎月の収支に赤字が出て不安… 教育費のやりくりと併せアドバイスを【家計簿チェック】

Q.毎月の収支に赤字が出て不安… 教育費のやりくりと併せアドバイスを


月当たりの収支に赤字が出ており、不安を感じています。家計簿をつけていますが、どこに問題があり、どのように改善すればよいかアドバイスをお願いします。
また、今後子どもたちの進学に伴い、教育費が家計を圧迫するのではないかと思っています。もし圧迫したら、どう対処すべきでしょうか。
家は持ち家で、10年前に35年返済で住宅ローンを組んでいます。保険は、収入保障保険と医療、がん保険を夫婦それぞれ加入しています。このほか、将来の備えのために変額保険で積み立てています。
A.食費や光熱費などの家計改善を 保険を見直し、運用に回しては
まずは、今後の家計をシミュレーションします。お子さんの進路を、1人が専門学校、もう1人が高校・大学いずれも国公立として計算します。その場合、変額保険を解約しないとすれば、来年から貯蓄が尽き、ハッピーさんが65歳時点で150万円ほど貯蓄がマイナスになると思います。
そこで、家計改善を検討します。まず、食費5万円と実質食費の生協1万5000円の合計から、1万円ほど削れないでしょうか。また、水道光熱費3万8500円を1000円でもいいので削りたいところです。これで教育費を除けば、貯蓄は黒字化するはずです。
次に教育費。次年度から高校の授業料は無償化になる予定です。ただし、大学・専門学校は収入条件から無償化にはならないと思います。従って、貸与型の奨学金の利用を検討する必要があります。
さらに、保険の見直しを提案します。ご夫婦共に加入されている収入保障保険は、共働きかつ住宅ローンの団体信用生命保険(団信)に加入している点、お子さんの年齢を考えると、年金月額5万円でもよいと思います。
変額保険は、死亡保障が付いている分、高い利回りが期待できません。貯蓄のためというのであれば、少々リスクをとってその保険料をNISA口座などの運用に回してはいかがでしょうか。
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