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収入減の中、住宅ローン返済開始 家計改善についてアドバイスを!【家計簿チェック】

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Q.収入減の中、住宅ローン返済開始 家計改善についてアドバイスを!

ひまわりさんの家計簿

住宅を昨年購入し、住宅ローンの返済が始まりました。加えて、育児休業中で収入が減り、貯蓄が思うようにできないため、子ども2人の教育資金が不安です。今年度から第2子を保育園に預けて仕事に復帰する予定です。

現在、毎月1万円をiDeCo、1万5千円をNISAで積み立てており、今後、年間の余剰分は貯蓄に回していきたいと考えています。職場復帰後の手取り収入は、時短勤務で200万円、フルタイムで320万円程度にはなると思います。家計改善のアドバイスをお願いします。

A.家計の問題点は特に見当たらず 資産運用や繰り上げ返済の検討を

家計改善のアドバイスということですが、拝見する限り、特に問題は見当たりません。余剰金も、今年度からは90万円程度見込めるので、65歳ごろには3000万円くらいの貯蓄を準備できるのではないかと思います。今後の家計の注意点を指摘すると、まず、現在のような貯蓄ができるのは、第1子が中学校に入るくらいまでです。それ以降は教育費が増加し、貯蓄が難しくなります。従って、それまではできるだけ貯蓄に回すことをおすすめします。可能であれば、ある程度リスクを取った金融商品で運用しましょう。子どもの進路によっては、お金がもっと必要になるかもしれないからです。運用の際には、投資対象の地域やテーマ、資産の種類が偏らないように気を付けましょう。分散した上で長期運用すれば、リスクも軽減されやすくなります。

また、住宅ローンは返済期間40年で変動金利とのことですが、13年の住宅ローン控除が終わった時点でローン金利と資産運用の金利を比べてみましょう。ローン金利の方が高くなるようなことがあれば、期間短縮型の繰り上げ返済を検討してみるのもよいと思います。

さらにその頃、iDeCoの金額を上げて、老後資金の積み立てと節税を実行してみるとよいのではないでしょうか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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