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つみたてNISAを昨年スタート 毎月の投資額はいくらが妥当?【家計簿チェック】

お金のプロがズバリ!家計簿チェック 今回答えてくれるのは佐藤ななみさん

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“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

豚まんさんの家計簿

Q.つみたてNISAを昨年スタート 毎月の投資額はいくらが妥当?

つみたてNISAを昨年始めました。新NISAに制度が変わり、投資額は月いくらが妥当か悩んでいます。

これから第3子を望んでいますが、大学まで3人分の教育費を負担することは、わが家にとって厳しいでしょうか。進学までに一人500万円ずつ準備して、不足分は在学中に補填(ほてん)していこうと考えています。

妻は3月まで育休を取得し、新年度から復職する予定です。復職後は、月10万円とボーナスで70万円ほど増収の見込みですが、下の子の保育料に月5万円ほどかかりそうです。

A.年間収支が黒字の堅実家計 投資額は目標に応じて設定を

年間収支は、NISAでの投資分を除いても約150万円の黒字。さらに、妻の復職後は年190万円の増収が見込まれます。保育料の見積もり額について「上の子の3歳未満の時の金額を参考に」とのことですが、未就学児が複数いる場合、第2子は半額に、第3子は無償となりますので、その点も織り込んでおきましょう。妻の復職後は「時間をお金で買う」状態が生じたとしても、黒字額は250万円前後にまで増加するのではないでしょうか。単純計算でも、これを10年続けただけで2500万円のプラスですね。実際には、車の買い替えや、もしかしたらマイホーム取得など、まとまった支出もあるかと思いますし、再び産休・育休に入れば収入減も訪れます。もう少し緻密な計算は必要ですが、お伝えしたいのは、3人分の教育費負担が厳しいとは全く思わないということです。

「投資額は月いくら?」については、「何のための資金を作るのか」から考えると分かりやすいでしょう。例えば、教育資金として「15年で500万円」を目標とすれば、期待収益率3%なら月2万1800円、4%なら2万100円、5%だと1万8400円というところ。あとは目標額に応じて積み上げていきます。

最後に、お金のことは大丈夫。第3子のお望みをぜひかなえてくださいね。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

ライフプランを柱に、家計管理・住宅資金・保険・資産形成に関する講座やコンサルティングを展開。NPO法人ら・し・さ理事として、終活やエンディングノートの普及・啓発活動にも取り組む。

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