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子どもの今後の教育資金に不安 貯蓄の方法についてもアドバイスを【家計簿チェック】

目次

“お金のプロ”がズバリ!家計簿チェック

Q. 子どもの今後の教育資金に不安 貯蓄の方法についてもアドバイスを

子どもが中学生になり、今後の教育費に関して不安を感じています。これから先、まずは高校への進学に対して、どのくらいの費用がかかるのか、どのように準備すればよいかを知りたいです。

また、現在貯蓄が全くありません。貯蓄をするためには、まず何から始めるとよいでしょうか。ちなみに、家計の中で医療費が毎月一定額かかっているのは、現在病気療養中で、通院治療を行っているためです。

その他、問題点や改善点があればアドバイスいただければと思います。

A. 高校までの教育費は心配なし 貯蓄には節税やiDeCoの活用を

まず教育費ですが、文部科学省「子どもの学習費調査」によると年間の総額で公立約45・7万円、私立だと約97万円かかります。仮に、私立高校に進学したとすると3年間で291万円+入学金16万円程度になります。ただし、国が学費の一部を負担してくれる「高等学校等就学支援金制度」があります。しんちゃんさんの収入条件で判断すると、授業料に対する支援金39万6000円を受け取れると思われます。これらを鑑みて、あくまで目安ですが、私立に3年間通うと188万円程度になるのではないでしょうか。

今回のご相談では、大学の費用を考えないということでしたので、教育費の心配はそこまで必要ないと思います。ただし、大学への進学を希望される場合は、奨学金制度の利用を検討される必要があるでしょう。

次に貯蓄について、現状でキャッシュフローを作成すると、車の購入など大きな出費があると赤字になる可能性があります。そこで、以下の提案をいたします。年間医療費が10万円を超えておられると思いますので、確定申告をして医療費控除による節税をされてはいかがでしょう。次にiDeCoの利用です。運用益はもちろん、掛け金が全額所得から控除されるので、節税にもなります。そして、NISA口座などで少しずつ運用してはいかがでしょうか。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

浦田幸助FP事務所所長。個別相談への対応やセミナー開催など、活動は多岐にわたる。ファイナンシャルプランナー(CFP一級®)、一級ファイナンシャルプランニング技能士。

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