自己完結型の人がもつ性格の特徴5つ。うまく付き合う方法や直し方も解説
自己完結とは、周囲に相談することなく、自分の頭の中だけで納得し物事を完結させることを意味します。
恋人が自己完結型だと、「もっと頼ってほしい」「勝手に物事を進めないでほしい」など悩むこともあるでしょう。しかし、付き合い方・考え方を少し変えるだけで、ふたりの関係は今より良好になる可能性があります。
自己完結型の人の特徴、心理などをチェックして、よい関係を築きましょう。
「自己完結」の意味とは
自己完結とは、自分自身の頭の中だけで物事を完結させることを意味します。疑問が浮かんだとき、誰かに相談するのではなく、自分で理由を考えて納得し、結論を出すまですべてひとりで行います。
問題を自分で解決できる能力は素晴らしいですが、恋人や友人など親しい間柄で自己完結をしすぎると、人によっては「相談をしてくれない」「知らない間に物事を進められていた」と感じてしまうこともあるでしょう。
自己完結に似た言葉
自己完結と似た言葉には、「自己解決」「自己満足」「独りよがり」などがあります。
自己完結の意味をよい意味、悪い意味どちらでとらえるかにより、異なる類義語が当てはまるでしょう。
自己完結って悪いこと?
「自己完結」という言葉を、ポジティブに捉える方もいればネガティブに感じる方もいます。「自己完結できる」と「自己完結してしまう」では、言葉の意味も異なるはずです。
たとえばチームワークが必要な業務を行うとき、チームメンバーの中に、周囲に相談しない人、周囲に意見を聞かず物事を進めてしまう人がいると、協調性に欠けるというネガティブなイメージがつきます。
恋愛においても、「あなたはこういう人だから」と勝手に決めつけられる、恋人の意見に耳を傾けない、思いどおりにならないと不機嫌になるといったことがあります。
趣味など、一人だけで進められる物事であれば問題ないですが、相手がいるシーンで自己完結する特徴が見えすぎると、悪いことと思われる可能性が高いでしょう。
自己完結型の人の特徴
自己完結をする人には、このような特徴があります。ネガティブな特徴もありますが、人一倍力を発揮できるシーンもあります。
問題解決能力が高い
自己完結型の人は、自分ひとりで物事を解決するのが日常茶飯事です。そのため、誰かに頼ることなく、トラブルを解決したり改善策を考えたりできるため、シーンによっては心強い存在になるでしょう。
悩んだとき、困ったできごとに直面したとき、自己完結型の人に相談してみるのもいいかもしれません。
一人の時間を大切に過ごす
自己完結型の人は一人で過ごすほうが気楽だと感じる人も多いでしょう。趣味や好きなことを、一人で黙々とこなしていくのが好きなのです。
そのため、彼女がいても自分のやりたいことを優先して、さみしさを感じることも。付き合うと「なかなかデートができない」「早く帰宅しようとする」など悩みが出てくる可能性もありそうです。
こだわりが強い
こだわりが強いという特徴は、メリットとデメリットどちらにもなりうることです。
こだわりが強いと周囲の声が聞こえなくなることもありますが、こだわりの強さの結果、ほかの人がなしえなかったことをやり遂げる可能性もあるでしょう。
ただし、こだわりが強い恋人だと、尊重し合えていないと感じるシーンが出てくるかもしれません。
他人の話に耳を傾けない
自己完結をするため、物事を考えるとき彼女の意見に耳を傾けないこともしばしば。
デートプランを考えるとき、デート中など、楽しいコミュニケーションがとれずモヤモヤすることもあるでしょう。
勝手な解釈・独断をする
何かを失敗したとき、喧嘩をしたとき、トラブルが発生したときなど、自己完結型の人は自分の頭の中だけで物事を考え行動をすることが少なくありません。
ふたりの問題であっても自己完結させようとするため、余計にイライラしてしまいます。
自己中心的な性格が強いと、「お前は◯◯だ」「どうせ◯◯だからできない」と決めつけることもあり、関係が悪化してしまうこともあるでしょう。
自己完結型の人の心理
自己完結型の人には、さまざまな心理があります。自分の意志で自己完結をしようとしているのではなく、生まれもった性格であったり、無意識のうちに自己完結していたりすることも少なくありません。
物事を思い通りに進めたい
恋愛、仕事、趣味すべてのことを自分の思いどおりに進めたい心理が考えられます。
少しでも自分の思いどおりにならないと、イライラして周囲に迷惑をかけてしまう人もいるでしょう。
自分のテリトリーに踏み込んでほしくない
たとえ恋人であっても、心の距離感が近くなりすぎるのが苦手な人もいます。
自分のやること・考えることに対して干渉されるのが苦手であるため、自己完結をしてしまうのかもしれません。
他人を頼るより自分でするほうが効率的
特に仕事などにおいては、他人に頼むくらいなら自分がやるほうが時間がかからない、高いレベルでこなせると思っていることも考えられます。
自己完結型の人は、人に頼ることができない心理もあります。ときには頼もしい存在ではありますが、後輩の育成などではやや不向きな性格ともいえるでしょう。
人を信用していない
たとえ恋人や家族、親しい友人であっても、人を信用できない心理が原因で自己完結しているのかもしれません。
生まれもった性格というよりも、育ってきた環境、人間関係を構築していく過程で、人を信用できなくなるできごとがあった可能性があります。
自己完結型の恋人と上手に付き合う方法
自己完結型の恋人とうまく付き合うためには、干渉しすぎないことが重要です。自己完結する性格を直すのはとても難しいため、相手を変えるのではなく自分が変わっていくことを意識してみてください。
信頼関係を築く
自己完結型の恋人と付き合って1年未満など時間が経過していないカップルの場合、まずは信頼関係を築くところからスタートしましょう。
約束を守る、時間を守る、発言と行動が一致している、嘘をつかない(ごまかさない)といった人間関係において基礎となる部分を大切にします。
付き合いたてのころは、まだまだ心の距離感があるものです。信頼関係が築けるまで時間はかかりますが、徐々に心を開いてくれるはずです。
コミュニケーションの回数を増やす
自己完結型の人は、物事の過程を自ら発言する機会が少ないでしょう。そのため、自分から「あれってどうなったっけ?」「今度デートする◯◯のことなんだけど」など話しかけてみてください。
恋人から何も言わないからと聞かないままにしていると、物事が思わぬ方向に進んでいることも。しつこいと思われない頻度で確認することが大切です。
自分の意見を押しつけない
自分から何も言わない、ちょっと自己中な自己完結型の人とのコミュニケーションでは、自分の意見を相手に押しつけることがNGです。
自己完結型の人は自分で物事を考える能力に長けているため、納得できないことには耳を傾けません。
そのため、あれこれ提案しすぎるとしつこく感じられてしまい、嫌われてしまうことも。
たとえば提案をするとき、「◯◯にして」と伝えるよりも、「◯◯のほうが△△だからいいと思うよ」など、理由を添えたりとげのない言い方にしたりするだけで、相手は押しつけられていると感じにくいでしょう。
相手を否定しない
自己完結型の人と一緒にいると、コミュニケーション不足な一面にイライラすることもあるでしょう。そのとき、「自分だけで物事を解決させないで」などと相手を否定するのは好ましくありません。
しかし、恋人同士であればコミュニケーションは不可欠であり、お互いに改善すべき点を指摘し合うことも必要です。
恋人に言いたいことを伝えるときは、「思っていることを話してくれたらうれしいな」など、トゲのない言葉で話しかけてみましょう。
自己完結型の恋人の性格を受け入れる
時間はかかるかもしれませんが、「自分の彼氏は自己完結型の人なんだ」と受け入れてあげることも大切です。相手に求めすぎると嫌な部分ばかりが目につくため、広い心で受け入れると、時間とともにあまり気にならなくなる可能性があります。
ただし、受け入れることと自分を犠牲にすることは違います。相手の自己中心的な性格のせいで傷ついているようであれば、今後の関係を考える機会も必要になるでしょう。
自分の自己完結型な性格の直し方
恋人ではなく、自分自身の性格が自己完結で悩んでいる人もいるでしょう。落ち込んだり、自己嫌悪になったりすることも少なくありません。
短期間で直すのは難しいかもしれませんが、「直したい」と思っている、自己完結型だと自覚しているのであれば、直せる可能性は高いでしょう。
「どう思う?」と聞く癖をつける
頭の中で「こうなんだろう」「これは言わなくてもいい」と考えがちですが、恋人など周囲の人に対して「これってどう思う?」と聞く癖をつけてみましょう。
忙しいときなどは難しいですが、心や時間に余裕があるとき、「どう思うか」と聞いて他人の意見を聞いてみるのがおすすめです。
周囲に人がいなくても「あの人ならどう思うだろう」と想像する癖をつけるのもいいかもしれません。
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自己完結する理由を考えてみる
まずは、なぜ自分が自己完結してしまうのか、どういうときに自己完結をしてしまうのかを振り返ってみましょう。恋人を頼れない・信頼していない、プライドが高いなど理由は人によりさまざまです。
そして、どういう話題であれば人を頼れるのか、恋人と話しやすい話題は何かなどを考えていくと、少しずつ自分の頭で考えていることを相手に共有できるようになるでしょう。
プライドを捨てる
「聞いても意味がない」「誰かに任せるより、自分でやったほうがいい」というように、他人を信用できない、プライドの高さが原因で自己完結をしているときは、プライドを捨てることも必要です。
プライドはある程度必要ですが、高すぎると周囲の人を寄せつけなくなります。大切な恋人との関係が悪化することにもなりかねないので、少しずつ他人を頼ってみましょう。
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知識がないこと・チームワークが必要なことに挑戦する
あえて、自分の知識がまったくないこと、チームワークが必要なことに挑戦して、自己完結ではできない物事を経験してみることも手段のひとつです。
知識がないことに挑戦をすれば、必ず誰かに聞く、サポートをお願いする機会が出てきます。今まで自己完結で進めてきたのに、その性格が原因で失敗した……という経験があれば、周囲に頼れるようになるかもしれません。
SNSや日記で振り返りをする
自己完結する自分を見つめ直すために、自分しか閲覧できない非公開アカウントSNSや日記で自分が思うこと、改善したいことなどを自由に記録していくのもよいでしょう。
考えていることを可視化することで、頭の中を整理しやすくなり、自己完結型の自分と向き合うことができます。
書いて終わりにするのではなく、SNSの投稿や書いた日記を振り返り、定期的に自分を見つめ直していくと、直したい性格の改善につなげられます。
他人が自己完結型な性格を直すのは難しい!まずは自覚をしてもらおう
距離感が近い恋人が自己完結型だと、あなたは苦労することも少なくないでしょう。
「もっとこうしてほしい」「こうだったらいいのに」などと考えることもありますが、自己完結型の性格を直すのは本人でも困難です。恋人がアドバイスをしてもなかなか聞き入れてくれないかもしれません。
恋人の性格を変えるのではなく、自分自身が恋人の自己完結型の性格を受け入れ、うまく接する方法を身につければ、今までよりよい関係が築けるはずです。最初は大変かもしれませんが、大切な恋人のために自分が変わってみることも考えてみてください。